BLOG: Katte Kimama

  • 岩本貴志

日本人実業家搭乗中のISS、国際宇宙ステーション

Updated: Jul 23

今回は、実業家の前澤宇宙飛行士の乗った、国際宇宙ステーションを撮影したので、その事について取り上げます。


 

しばらくぶりのISSの撮影

以前書いたISSについてのブログ,ISS 国際宇宙ステーションの撮影にチャレンジした!の訪問数が最近伸びた。

なんだろう?と、久々に日本のニュースを覗いてみると、日本人の実業化が国際宇宙ステーションに乗りこんでいるという事を知った。これは12月10日の事。


という事で、久々にISSを撮影してやろうと思い立った。


前回のブログ更新以来、何度かISSを撮影してやろうかな、と思いついたりしたが毎度、見られるのが一週間後だったり二週間後だったり。

なかなかタイミングが合わず、それほどの情熱も湧かず、気付いたら見られる日が過ぎていたりと。

前回のISSについてのブログアップから撮影せずに、今に至っている。


さてさて今回、前澤宇宙飛行士平野宇宙飛行士の搭乗中に、ISSはナイロビ上空をうまいタイミングで通過してくれるだろうか?

いつものようにスマホアプリのISS Detectorで、次回の見ごろの時期を調べてみると、なんと翌日、12月11日にナイロビ上空19時30分ごろに通過する事が分かった。

グッドタイミング!きっと普段の行いが良かったのだろう。なんの?

神様からの、撮りなさい!というお告げかもしれない。


北西の空から、南東の空へ、ナイロビの真上を通過する、光度はマイナス4.5等。絶好の条件だ!


当日空は快晴、ISS上空通過の30分ほど前から、アパートの屋上に上り、撮影の準備をし、ISSの通過を待った。


撮影機材は前回のパナソニックのGH4での撮影に続いて、今回はニコンのD850を使用した。

レンズは前回同様、ニコンのマニュアル500mmf4Px2x1.4の2個のテレコンを使用しての合成焦点距離は、1400mm


露出は天頂付近に輝く月に合わせ、ピントは、木星で合わせた。


ゴーヨンにテレコン2枚組み合わせの焦点距離1400mm、さすがに手持ちは無理なので、三脚を使用。

撮影に使ったのは、ジッツォの3型4段、アルミ脚に、雲台は動画撮影で活躍しているザハルトFSB4。


そして、撮影したのが下の写真。

合成せずに撮って出し、見やすくなるように多少の処理をしている。

小さいので、ピクセル200%で出力。


ナイロビの上空を通過するISS



撮影日: 2021年12月11日、19時36分23秒

撮影地: ケニア共和国、ナイロビ、自宅屋上


写真のスペースステーションの中には、実業家の前澤友作宇宙飛行士平野陽三宇宙飛行士が搭乗中。

登場中といっても写真としては全く何も変わらない、ロマンの世界。

いずれにせよ、上手いタイミングで撮影出来た。


宇宙飛行士の滞在する居住スペースは、真ん中を上下に延びる細長い筒の上の部分。

おそらく、日本人宇宙飛行士たちは、この居住モジュールにいるのだろう。


前回撮影したときに乗っていた野口宇宙飛行士に引続き、今回も日本人が乗っている。

日本人として、うれしく感じるのであった。


宇宙といっても、上空を通過時の地上からの距離は400キロばかし、結構近い。

ナイロビからモンバサの海にもたどり着けない(500キロ)。

100キロよりさらに上空が、宇宙という事で決められているそうな。

横と縦では意味はまるっきり違うか。

ただ、それは重力があるからの話で、三次元空間の中での距離は400キロに変わりない。



実業化、宇宙飛行士たち、上空から、ケニアの大地は見てくれているかな?

スペースステーションの中では多忙な時間を過ごしていて、そんな暇はあるだろうか?


管理人の家族、3人の子供と妻と共ににISSの上空通過をながめた。

というか、管理人は撮影に夢中で、妻は上空通過中に管理人になにか話してくれていたのだが、何も聞き取れていない。

管理人、撮影に夢中になると周りの音が聞き取れなくなったりする事がある。

危ないな。

という事で撮影を終えると、妻の機嫌が悪くなっていた。


撮影を終えて、

南東の空に光度を落としながら遠ざかるISS、真ん中右



今回の写真、前回撮影したものよりも解像度は劣る。


今回使用したニコンD850の撮像画素のピクセルピッチ(4.35μ)は、前回のパナソニックGH43.75μ)よりも多少大きいので、その分、サイズも小さく写り解像度は劣る。


さらに、前回はしっかりと一段絞ったのに対して、今回は写真という事で、速いシャッター速度を得ようと、より多くの光を得るため、1/3段ほどしか絞らなかった。

一昔前のレンズ、流石に最新カリカリ、スーパーシャープレンズのようにはいかない。

ボヤーットしているのはそれが原因だろう。

次回はちゃんと一絞り絞ろう。

さらにはテレコン2枚重ねている事だし。


さらにもう一つ2倍のテレコンをかましてトリプルテレコンにしようかと思ったが、シャッター速度的にも厳しくなるので、ダブルテレコンで撮影。


こういった遠く小さなものの撮影、ピクセルピッチの小ささが重要だなーとつくづく感じるのだった。

小さなピクセルピッチ、光学的に拡大しないで済むので、小さな被写体には向いている。



今回のISSの写真をよーく見てみると


上の写真、ぼやけているけれど、真ん中を上下に貫く居住モジュール(右上)と実験モジュール(左下)が見て取れる。

そして左右にトラスでつながれた太陽光パネル。

左右の太陽光パネルの角度がそれぞれ若干違うのも見て取れる。

真ん中左の白く光っている部分が、放熱板。


筒の下部分、実験モジュールから左右に枝分かれした左側の筒の先端部分に日本の担当するモジュール、きぼうがある。


右上、居住モジュール先端のさらに先に、あるような、無いような、地上との往復に使われるソユーズだろう。

見えるだろうか?想像、妄想するとだんだん見えてくる。

それって、写っているうちに入らないんじゃないかな?


宇宙空間で撮られた非常にクリアなISSの写真と見比べてるので、見えないものまで見えてくるのだ、いわゆる妄想の世界

よく言えば、イメージが膨らむという事だろう。


言葉の違いで、印象は大きく変わってくるものだ。


ちなみに前回撮ったのが下の写真。

動画の良く撮れているコマを何枚か選んで合成、スタッキング処理して出したもの。

上の写真よりも明らかに解像度も高く、クリアに見える。


2021年3月12日撮影



手ごたえ的に、レンズとセンサーの性能、もっと高画質の写真が撮れるはずだと感じる。

今後、ISSの写真、さらなる高画質を目指して再チャレンジしようと思っている。

さてさて、何時になる事やら。

良く撮れたら、ブログにアップします。


こんな遠くにあって、肉眼ではほとんど見る事が出来ない人工衛星も写真として見える形に出してくれる、写真の世界。

なかなかなものだと、我ながら感じるのであった。



最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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