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BLOG: Katte Kimama

  • 岩本貴志

「都会のオオタカ、繁殖の記録」12、繁殖を前にして

Updated: Jun 24, 2022

このブログでは、2017年7月から2018年12月までの間、都会の公園の中、管理人の目の前で繰り広げられた野生のドラマ、オオタカの生き様を紹介しています。


そろそろ交尾の準備なのかな?1月15日



巣の建設も終わり、そろそろ卵を産みそうな様子です。産卵を控えたメスの様子を紹介します。

 


巣の建設、オスの巣材運びも終わりに近づいた頃、

メスがオスを誘っているのか、巣の近くの太めの枝でそわそわしている。

オスは巣の建設作業が忙しく、なかなか手を休めてやって来ない。

しばらくすると、オスはメスの近くにやってきた。


メスはオスに、交尾の準備が整った事を伝えたのようにみえる。

オスはまだ交尾の準備は出来ていないようで、すぐに飛んでいってしまった。(上写真)

1月の大雪が降った後すぐに日本を発った管理人、しばらくオオタカを観察出来ないでいた。


その間、無事に交尾が行われた話は聞いた。管理人が日本に戻り再び観察を再会したのは4月22日。

交尾を終えたメスの体の中では着々と繁殖の準備が進んでいるようだ。

4月、美しい新緑の中繁殖の準備を着々と進めるオオタカ

あれから3ヵ月が経過、葉を落とし寒々としていた森は、今、新たな新緑に覆われ、生命のパワー、そして弾けんばかりの生命の勢いを感じる。


寒い時期、どこかに閉じこもっていた多くの虫たちも、暖かくなってきて日に日に数を増していく。

また、オオタカに限らず他の多くの鳥たちもまた繁殖の準備を始める時期だ。

そんな美しい新緑の森の中、いつもの場所にオオタカを見つけた。

1月に見た時よりも多少体は引き締まったように見えるメス、精悍さが増したように見える。

産卵も間近、産卵前の最後の入浴?

木の洞で水浴びをするメス。


メスはこの場所が結構お気に入り、すぐ近くに川があるにもかかわらず、いつもこの洞で水を飲んだり、水浴びをしたりした。

野鳥愛好家によって、定期的に水が付き足されていた場所でもある。

なぜかオスはこの場所は嫌いでいつも川へ行った。

管理人自身、野生動物に対して手を加えるのはあまり好みではないが、ここは都市の公園、人々の憩いの場所、そんな場所が今、野生動物(野鳥)と人々との接点となっている。

人々の好意で行われた事が、野生動物に受け入れられた一例だ。


多少野生からは遠のいてしまうが、もともとここは都市の公園。

野生動物と人間がいかにお互い付き合っていくかを模索していく場所でもある。

この野生動物と、人との関わりもまた面白い。

実際ケニアや、タンザニアの国立公園にも多くの水場が人工的に動物たちのために作られている。

残念な事にもともとダメージを受けていた木ではあるが、洞にたまった水が浸透してしまったのか、腐りもより進行。この木はこの年の終わりに切られてしまい、今はもう無くなっている。

腹部の羽が無くなったメス、抱卵準備も整っているようだ


水浴びが終わって羽を乾かすメス、その時、お腹の部分の羽がきれいに無くなっているのが見られた。


抱卵するのに皮膚が卵に直接触れ、効率よく熱が伝わるようにするための体の変化だ。

抱卵準備も完了しているサインだ。


良く見るとその下の部分ぽっこり卵の形に膨らんでいるようにも見える。

メスのお腹の中では、卵が形作られているのだろう。

もうすぐ産卵、そして抱卵が始まろうとしている。




つづく


 

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