BLOG: Katte Kimama

  • 岩本貴志

「続、カイツブリの子育て」その15、2羽に減ってしまったヒナ

Updated: Jul 26

このブログは2018年に井の頭公園で繁殖したカイツブリの繁殖、子育て奮闘の様子を紹介しています。

前年、観察を続けていたヒナたちは全滅。今年こそヒナが立派に成長するまでの一部始終が見てやろう!と、書き始めたのがこのブログです。

4羽いたヒナは2羽だけ、どうしたのだろう? 6月15日、水生物園


6月14日、4羽に減ってしまっていた水生物園のカイツブリ、どうなっただろうか?


 


もともと5羽のヒナがいた水生物園のカイツブリ家族。

6月14日、見に行ってみると、2羽しか見当たらない。

どうしたのだろう?


親鳥も1羽しか見られない。

もう1羽の親鳥はどこへ行ってしまったのだろうか?

目撃情報によると、1羽のヒナは親鳥に攻撃を受けていたそうだ。

逃げ惑うヒナを、親鳥は追いかけ、執拗につついて攻撃していたという。



去年も、そこまではむごくないが、親鳥が子を間引くような行動が何度か観察された。


選ばれたヒナだけに餌を与え、他のヒナには餌を与えない。

餌を求めて近づいてきても、餌を与えず追い払う。

兄弟も、親鳥を真似て強気にその固体をいじめる。

やられる固体は精神的にも肉体的にもダメージを受けてしまい、いつの間にかいなくなってしまう。

親の子殺しは他の動物でも観察されている行動で、特に珍しいというわけではない。



餌が少なければ、ヒナを無事に育て上げるには、ヒナの数は少ないほどうまくいく確率が上がる。

それも、早ければ早いほどいい。

親鳥が状況をみて故意的に数を減らすわけだ。

それが生理的なものか、故意的なものかは分からない。

理にかなっている事だと分かっていても、小さなヒナがやられる姿は、見ていて非常にむごたらしい。

外敵にやられてしまうのであれば、仕方ないと諦めが付くのだが。

ここでは、それだけ餌の状況が深刻なのだろうか?

いや、そんな事は無いと思うのだが。

水草は繁茂してきているものの、冬の間はかいぼりで干上がっていた池。

小動物の卵などの多くも、死滅してしまったのかもしれない。



(後日、直接見たという目撃者に聞いた話によると、このヒナを攻撃していたのは、お隣さん七井橋ファミリーからやって来た親鳥だという。だとすると、縄張りをめぐっての抗争、水生物園の家族が負けた事になる。)

その追い出されたと思われるヒナ、逃げて下流の狛江橋近くで目撃されたそうだ。

親鳥に守られず、外敵のうじゃうじゃいる中、丸裸のヒナは無事に生き残れる道はほとんど無いに等しいだろう。


かわいそうだが、しかたない。

もう1羽のヒナは、目撃証言によるとスッポンにやられてしまったそうだ。

あの、巣の隣でいつもヒナの姿をうかがっていたスッポンだろうか?



餌が少ないのは彼らにしても同じ事、呼吸の時には水面上をよく観察

変温動物のスッポン、小さなヒナ一羽でも、何日もお腹は持ちそうだ。

スッポンは池の透明度がいい水面下から、カイツブリの様子を観察し、ヒナを襲うチャンスをずっとうかがっていたのだろう。


順調と思われたが、5羽元気な姿はもう見る事が出来ない。残念だ。 6月5日


 


弁天池家族はどうだろうか?

順調に孵り4羽になった雛、残るは1羽だけ 6月14日

弁天池、順調にヒナが1羽増えた。

明日最後の卵が孵るかな?


 

アシ藪に隠れてほとんど見えない七井橋ファミリーは?

無事にやっているのだろうか? アシの陰に隠れてよく分からない。 6月14日


気配がしないので、まだ卵は孵っていないように見えるが。


 

そろそろ卵が孵りそうな、ひょうたん池ファミリーはどうかな?

4個の卵が見える。 6月14日


こちらはまだ孵っていないようだ。

こちらも卵の色がベージュがかってきている。



どこも、そろそろ卵が孵るベビーラッシュになりそうだ。




つづく


 

前の記事

次の記事

Displayed from Japanese to English using Google automatic translation.
Please understand that the meaning may be slightly different.