BLOG: Katte Kimama

  • 岩本貴志

動画のご紹介、カイツブリの子育て、第三章「カメに狙われたヒナ」

Updated: Aug 15

カイツブリの子育て、第三章「カメに狙われたヒナ」をYouTubeにアップしましたのでご紹介します。

今回の動画は、30分を越える大作!?となっています。



現在三部作となっているカイツブリの動画。

全ての動画の撮影場所は東京井の頭公園です。


第三章「カメに狙われたヒナ」では2017年の7月から8月にかけてひょうたん橋近くで繁殖したカイツブリ家族にだけ焦点を当てています。


ストーリーは、既に巣は完成、卵が産みつけられているところから始まります。

そして順調に孵る4羽のヒナたち、平和だったカイツブリ家族に待ち受けていたものとは?


続きはぜひ、動画でご覧ください。


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かいぼり(池の水の交換)をして蘇った井の頭公園の池。

池の水が澄み、水中の生態系も豊かになったのか、きっとカイツブリのエサとなる小動物たちも豊富になったのでしょう。

何年もの間、池では繁殖していなかったカイツブリ君たちでしたが、再び井の頭公園に繁殖しに戻ってきてくれました。


そんな、カイツブリの繁殖の様子を、動画としてまとめました。

普段ケニアに滞在する管理人ですが、当時長期間日本に帰った折、カイツブリたちの愛らしい姿を見るために公園に通い撮影し、ブログにもその様子をまとめました。

現在、3本のカイツブリ動画をYouTubeにアップしています。


第一章から第三章となっていますが、全て別のつがいです。

第三章に出てくるつがいは、第一章「あきらめない巣作り」と同じ場所で前年繁殖したつがいです。もしかしたら、年を越した同じつがいかもしれませんが。


撮影期間は以下の通り。順番と撮影時期がばらばらなのはご了承ください。


この第三章、「カメに狙われたヒナ」の映像を撮影後の2017年の年末から、井の頭公園ではかいぼり、池の水替え作業が再度行われました。

何日もかけて池の水を抜かれた後に、池の底を天日干しされ、水底に沈むゴミと共に、外来種なども駆除されました。


かいぼり、外来種駆除の様子



かいぼりで水が抜かれている間、カイツブリほか、多くの水鳥はどこかへ避難していました。


池に水が満たされると、すぐにカイツブリや、他の水鳥たちも池へと帰ってきました。

見かけ上、空を飛ぶのは苦手そうなカイツブリですが、案外飛ぶのも得意なのかもしれません。


第一章では登場しなかった、ミシシッピーアカミミガメ、本来は日本の自然にいなかった外来種。今回の第三章「カメに狙われたヒナ」ではストーリーの主脇役となっています。

そんな外来種によって乱される、野鳥の生態のご紹介となります。

とてもしつこいカメでした。



もしかしたらストーリーに登場する脇役カメさん、この年末に行なわれたかいぼりによって駆除されちゃったのかもしれません。

翌年の2018年の同じ場所、カイツブリの子育て第一章では、ミシシッピーアカミミガメは登場しません。撮影中に見かける事もありませんでした。


かいぼりの後、ミシシッピーアカミミガメはかなり数を減らしましたが、難を逃れて逞しく生きているやつらも、たまに見かけました。

外来種といっても、命を持った生き物。


彼らも新たな環境に適応し、生きていくため、子孫を残していくため狩りをしているまでです。


彼ら自身が好き好んで、わざわざ外国の知らぬ地までやって来たわけでもなく、毎度のことながら人間による人間のための行動によるもの。

外来種を持ち込むという事に、いろいろと考えさせられるものがあります。


外来種によって、困っている野鳥がいるんだ!とでも思ってこの動画を観て頂ければ幸いです。


外来種がいなければカイツブリの子育ては安泰か?決してそんな事はありません。



そんなカイツブリにとって脅威な仲間たち!?をいくつかご紹介します。


おいらはここの主だ、昔からずっと住んでいる スッポンのおやじ?おばちゃんかな?



同じカメの仲間、ミシシッピーアカミミガメがいるところではあまり見かけなかったスッポン。

ミシシッピーアカミミガメがあまり見られなくなると、このスッポンが良く見られるようになりました。

カメコミュニティの中で、スッポンとミシシッピーアカミミガメはお互い距離を置いていたのでしょう。



カメ以外にも、カイツブリの繁殖にちょっかいを出す生き物はいっぱいいます。


空きあらば!と彼らは何気にヒナを狙って近づいてきます。


ヒナを狙うやからたち、このつがいは第三章には登場しませんが



左からカワウが何気に巣に近づいてきては、カイツブリのヒナの様子を確認。

カイツブリの反撃は、なかなかの脅威なので、これぐらいの距離までしか近づけません。


そして、巣の右手にはゴイサギが、空きあらばと狙っているのでしょう。

頭の中では、「カワウよもっと近づいて、親鳥をおびき寄せてやってくれな」「その隙においらがヒナをいただくぜ」とか思っているかも。


それを察してか、カワウは巣の近くをこのまま通り過ぎていった。

「ゴイサギになんか協力しないよ!」とか思ってるかな?




追い出されるシマヘビ



ここはヘビの通り道、しょっちゅうヘビが泳いで池を渡る場所。

この近くに巣を構えたカイツブリファミリーは、常にヘビの接近に悩まされていました。

第一章の孵らなかった卵を、シマヘビに食べられてしまったと聞いています。



ミシシッピーアカミミガメがあまり脅威でなくなっても、カイツブリのヒナを狙うやからは、あちこちからやって来るのです。

親鳥はヒナを守るため、一時も気が抜けません。






下に、第一章、第二章を貼り付けておきます。




第2章、「ヒナに待ち受ける試練」は2017年の弁天池の様子です。

撮影を始めた時には4羽のヒナ、もともとは6羽いたという。

ヒナたちに試練が待ち受けていました。

ちょっと悲しい物語になります。




こちらはカイツブリの子育て第一章「あきらめない巣作り」第三章で取り上げたカイツブリの子育て、同じ場所での翌年の様子です。

この物語でもカイツブリたちに試練が襲いますが、何とか乗り越えヒナたちは成長していきます。



是非、ご覧になってみてください。

どれも東京、井の頭公園で撮影したものです。


けっこう多くの池や湖で見られる野鳥、カイツブリ。


是非、双眼鏡片手に、愛らしくも逞しいカイツブリの様子を、ご自分の目で見てみる事をオススメします。


Displayed from Japanese to English using Google automatic translation.
Please understand that the meaning may be slightly different.