• 岩本貴志

カイツブリ観察日記、続編 その7、再チャレンジ!

最終更新: 6月26日

再び交尾を繰り返し、産卵の準備。5月25日



このブログ「続、カイツブリ観察日記」は2018年5月から11月の間、東京、井の頭公園で観察したカイツブリの生態を、写真と共に紹介しています。




巣も、抱卵中の卵も台無しになってしまったカイツブリ君。

気を取り直し作った巣はほぼ完成。

さてさて今度こそ。

新たに巣を作ったのは、第二候補の場所。

失敗した場所を選ぶ前、番の一羽はこの場所を望んでいた。

望んでいたのはオスのように感じる。

最初の巣で失敗した今、再びこちらに巣を作った。

去年と同じ場所。

巣はまだ未完成、2羽乗ると沈んでしまう。

交尾を繰り返し産卵の準備に取り掛かる。

とても急いでいるようだ。

早ければ早いほど、秋口まで雛がより大きく成長出来る。

急ぐ理由はそこにあるのだろう。

雛が大きくなれば周りのカイツブリに対しても優位に立てる、早いに越したことは無さそうだ。

去年追いかけていたカイツブリは遅かったがため、秋口まで十分成長出来ず、みんな死んでしまった。

さてさて、水生物園の番たちは?


卵は無事、巣も頑丈そうだ、そろそろ孵化するかな? 親鳥には卵の中から音が聞こえているのかもしれない。


こちらでは、卵5個生んだのは確認しているが、見えるのは4個だけ。

隠れて見えないだけかな?

巣は補強され、沈んだり流されたりする心配は無さそうだ。

ひとつ危惧されるのは、すぐ近くにスッポンの甲羅干し場がある事。


スッポンは雛の食べごろを、よだれをこらえて待ち狙っているのかもしれない。

カイツブリも危惧しているようで、スッポンが動くたびに警戒を強める。


スッポンの視線はカイツブリに向いている。


子育て、どこでもそうだが、油断は許されなさそうだ。

そして、弁天池のつがい。

弁天池の番い、卵は4個、巣もだいぶしっかりしてきた。5月25日

弁天池の番い、卵は4個。見ていないうちに2個産んだようだ。

巣の補強は怠らず、巣もだいぶしっかりしてきた。

カイツブリの巣、巣材はほとんど水底から拾ってきたもの、比重は水よりも重い。

ほうっておくと沈んでいく、常に補強、補充が成功の鍵のようだ。

最後に七井橋、まだ巣の場所が決まらない番いは?


巣が作れない理由はこいつかな? 泳ぎと隠れるのが達者なアオダイショウ君。

七井橋の番いは、何箇所も巣を作りかけているが、全て放棄しているのかほったらかし。

何か理由がありそうだ。

この場所は藪の近く、蛇がうじゃうじゃいるようだ。

達者な泳ぎで池の上を行ったり来たりするアオダイショウ君の姿。

毎度目撃ほどのヘビ密度。

橋の近く、ちょうど巣を作りかけている場所がヘビの泳ぎのコースのようだ。

果たしてこの番い、うまくいくだろうか?


つづく



前の記事


カルガモの雛たち、「続、カイツブリ観察日記、5」


順調と思われたが、「続、カイツブリ観察日記、6」


次の記事


雛が孵った!「続、カイツブリ観察日記、8」


縄張りをめぐって、「続、カイツブリ観察日記、9」