BLOG: Katte Kimama

岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

ニコンZ9 すごいカメラが出てきた!!! とかいって内容は視力とモニター解像度のお話

更新日:6日前


進化し続けるカメラ


しばらく、何ヶ月もブログを書いておりませんでした。

管理人の現在の居場所はナイロビ、元気に生きています。

ロケや、編集やと、ブログを書く気力が沸いてこなかったのがしばらくブログを書かなかった、理由です。


あまり新しいものにはこだわらない管理人ですが、今回ニコンから出てきたZ9、あまりにも超がつくほどのド級だったので、ちょっと取り上げる事にしました。

中盤から、視力とモニターの関係に話はそれてしまいましたが...



以前書いたブログで、今でも一眼レフを使う理由とか書いた管理人。

写真用には一眼レフ、動画用にはパナソニックのミラーレスと使い分けていた。


ニコンから発売されるZ9の性能を見て、今までの考えを改めなければ、と思ったりしたので紹介する。


動画撮影にはGH5など、ルミックスを使ったりしていた、その理由は4K60Pでの撮影が出来るのと、動画での使いやすいフォーマットサイズがその理由。


望遠を多用する管理人にとって、マイクロフォーサーズはメリットが大きい。

つい最近まで、4K60Pがすげー性能だと思っていたが、それは、すでに一昔の事のようだ。時の流れというか、最近のカメラの寿命の短さをまざまざと感じる。


Z9の動画性能を見てみると、将来的なファームアップで8K、60P、12bit RAW記録がカメラ内で出来るようになるという、GH5の4k60Pのスペックをはるかに越える。

これがカメラ内録画出来てしまうというから驚きだ。

何でもかんでもカメラ内で出来るようになると、外付け録画出来るモニター類も、消えていってしまいそうだ。


さらにはオートフォーカスの性能、暗所オートフォーカス能力、D6をはるかに凌ぐようだ。

星空モードなど使うと、EV-8.5 まで焦点を合わす???あまりにもすごすぎる。

カメラのエンジン、CPUの性能も、以前比10倍というから、とんでもないなーミラーレスが一眼の性能を上回るというのは、既にずっと昔の事となってしまったようだ。


こんな動画を再生や、編集処理するPCマシン、とんでもないパワーが要求されそうだが。

今の段階ではという事なのだろう。


管理人自身、ソニーのミラーレス、α7SⅢが気になっていたが、ニコンZ9の発表と共に、そんな気もどこかに消えてしまった。


とにかく、現状の常識を打開するようなモンスターマシンというのは間違いない。

これはほとんどのカメラマンが、感じている事だろう。


さらにはメカシャッターも取り外し、完全な電子シャッターを採用した画期的マシン。

これを最初にプロ機に採用して出してくるとは、堅実でありながら、突拍子も無いところで飛躍するニコンさんの底力を感じる。


なんでこれを、ソニーパナが最初にやらなかったが不思議だ。


管理人としては、野生動物の撮影など、タイムラグ無く外光と完全一致の明るさ、凝視し続けても眼の疲れなりのファインダースクリーンを持つ一眼とに軍配が上がると思っていた。


しかし、度肝を抜かれたZ9の性能をみてみて、考えを改めなければと感じている。

実際、手にして見なければ本当の事は分からないが。

Z9をまだ、手にした事の無い管理人、触るのがとても楽しみだ。


それにしてもニコンさん、やってくれますね。


2014年の4K撮影出来るパナソニック、GH4発売から7年でここまでの進化。

こんな進化した、Z9のようなモンスタースペックも、近い将来、当たり前になっていくように思う。

必要かどうかは別としてだが。

裏を返せば、メカシャッターが無くなり、カメラに機械部分が無くなったマシン、マウントの精度などあるだろうが、端的にボディに関して言えば、箱と基盤さえあれば出来てしまう事になる。

そう遠く無い未来、スマホのようにコモディティ化してしまう気もしないではない。

既に、スペックが高く、値段も安くなっているブラックマジックなどが存在しているし。

これから、中華メーカーなども格安高性能カメラに参入してくる事だろう。

多くのハイテクカメラがあちらがわで生産されている事から、想像がつく。



最新スペック、ニコンZ9と比べると、パナソニックGH5のスペックが玩具のように見えてしまう。

実情、動画撮影は4K60Pあれば十分なのであるが。

というか個人的にはフルHD30P、60iでも十分だと思っている。

必要なのはクライアントさんの必要とするスペックがあればいいのだが。



さて、Z9の動画画質はというと


8K動画の解像度は 7640x4320 画素数で言うと3300万画素

既に写真画素と変わらない。

諧調も、動画で12ビットRAW、写真のJPEG以上だ。JPEGなんかは8ビット。

そんな画質の写真が、音声と共に、秒間60コマで連続表示されるのだ。

フルハイビジョンの画面を縦に4個、横に4個と、合計16個分の情報量!


動画でこんな写真と変わらない画像が撮れてしまうとなると、今後、更に進んでいきそうな紙媒体の退化を考慮すると、あえて写真で撮るという意義も大きく変わってきそうだ。


GH4が出た2014年当時は、4Kが撮影出来るすげーやつが出た、と思っていたが。

7年ばかりで8Kが主流になってくるとは、時代の流れハイテクの進化、恐るべきである。

まだ主流では無いか。


それにしても、8K、60P、12bit RAW 、はたして動画でこんなスペックいるのだろうか?


そもそも、今でもフルHD画面でみる、DVDの画質きれいだなーとか思ったりしている管理人。DVDはSD画質、画素数は720x480しかない。

管理人自身、YouTubeの鑑賞も、データ節約のため、画質は、144とか、240の低画質で鑑賞、贅沢に鑑賞したい時に360に設定してみるぐらい。480を使用する事はほとんど無い。

(ケニアの現状、最近プリペイドも安くなり、7.4ギガバイとが200円ほどに値下がりした、ケチるほどでも無いけれど)


ユーチューブにそこまで高画質で見たいコンテンツがあまり無いのもまた理由。


という事で、時々見る480x720のSD画質のDVDでも感動してしまう。

要は画質よりも内容だと思っている。




視力と、モニター解像度の関係を考察してみた


果たして8K動画を、ちゃんと解像して見るためにはどれだけの視力が必要だろうか?


そもそも日本人、視力そんなにいいのかな?

それも、刻一刻と変化を続ける動画画面。

写真だったら1枚をじっくりと隅から隅まで時間をかけて、近づいたり、離れたりして鑑賞するので、高画素が生きる場面がある。

はたして、残像を脳裏に焼き付けていく動画にそのスペックは必要なのだろうか?



という事で、視力と画面フォーマットの関係を計算してみた


視力1.0の人は、ランドルト環、あの視力検査で使われる隙間の空いたCマークが5メートル離れて1.454mmの隙間が見えるという事だそうだ。

この1.454mmという数字は、視野角1分、1度の1/60という事。


日本だと1.5mmにしてるのかな?でも、今回は全て、1分(’)1.454mmで計算した。


視力2.0の人だと、その半分の0.5分、5メートル離れたランドルト環の0.727mmの隙間が見えるという事になる。

一般的な視力検査の最高値。


学生の頃、視力2.0あった生徒はクラスに数えるほどだったと思う。

管理人はだいたい、左右、1.21.5だったかな。高校に上がるころ、0.30.4に一度下がったが、矯正せず、もともとの視力に戻すことが出来た。

視力維持の方法など、そのうちブログで取り上げようかと思う。


ケニアのマサイなんかで3.5ぐらいある人もいるそうだ。

最近はそんなマサイも、スマホに囚われた状況になっているので、視力は落ちてきている事と思われる。それにもかかわらず、今でもサバンナでの動物を探す彼らの眼力は管理人の能力をはるかに凌ぐものがある。


サバンナでの野生動物の撮影の際、彼らの視力が非常に重要になってくる。

僕らに見えていない野生動物が、彼らにはしっかりと見えているのだ!



人間の目も構造的にはカメラと同様。


人間の眼も、デジタルカメラとほとんど一緒の構造をしている。

水晶体、硝子体(レンズ)があって、網膜(撮像センサー)があって、そこに像が結ばれ、その情報が、神経(配線)で(エンジン、モニター)に行き、目に見えるという仕組み。さらには角膜(保護フィルター)が付いている。

フォーカスは、毛様体筋の緊張と緩みで調整、絞りは光彩、瞳孔で調整。


さてその、人間の目カメラのスペックはというと


瞳孔が開ききった状態でその直径(口径)は、7mmとか8mmとか。

という事で口径7mm、焦点距離は17mm、イメージサークルは24mm(某ユーチューブチャンネル、カメラクラブからの情報)


理論上、口径は大きいほど、解像度、分解能は上がっていくのだ。

これは、小さなスリットを光が通過する際、エッジの部分で回折し、点像の周辺にリング(エアリーディスク)が発生してしまうため、光の波としての成分が干渉して、画質的に悪さをするもの。


さて、人間の目の口径が7mmとして、どこまで解像出来るか、人間の分解能を計算してみる。

分解能は、天体望遠鏡で、2重星、非常に接近した二つの星がどこまで近づいているものまで分離して見る事が出来るかを現したもの。


式は(ドーズ限界)

分解能(″) = 115.8 ÷ 口径(mm)


これを口径7mmの人間の目に当てはめてみると、


分解能 = 115.8 ÷ 7

分解能 = 16.5(”)= 0.275(’)


この分解能で、ランドルト環の視力に置き換えると

1 / 0.275 = 3.64

人間の目の理論限界分解能での視力は、3.64という事になる。


口径が大きくなれば、より分解できるという事で。

瞳孔が8mm開いていると、115.8 ÷ 8 = 14.475(”) = 0.241 (’)

1/ 0.241 = 4.15


この口径、年を取るほどに小さくなると聞く。

子供とか8mm開いているのかな?

その口径での理論限界視力、4.15 すげー。

これは完全無収差の完璧無欠レンズ、だとしての話。