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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

クローズアップレンズで作った、望遠レンズ

最終更新: 10月28日




手元にはクローズアップレンズが何枚かある。


使用している最短撮影距離よりも近いところにもピントが合うようになるので、結構重宝する。


最近のレンズの最短撮影距離は、結構近くクローズアップレンズの使用頻度は減ってきているけれど。


手元には58mm径のACクローズアップレンズが一枚ある。


このACというのは、アクロマートの意味。


性質の違うレンズを2枚組み合わせ、発生する色収差を取り除いたもの。


No2という事は、1,000 ÷ 2 = 500 mm

焦点距離500mm


フィルター径が58mm、口径がフィルター径と同様と考えて、口径比(F値)は

500 ÷ 58 = 8.6

このレンズは500mm f8.6 のレンズという事になる。



レンズ表面にはマルチコーティングが施され、質の高さがうかがえる。

望遠レンズとして使えそうだ。


どれだけの画質が出るものか、興味が沸いてきた。



という事で、このレンズで望遠レンズを兼ねた、望遠鏡を作る事にした。


手頃な筒は無いかなーと、思いついたのは。


塩ビ管、太さも、直径5cm、7.5cmほかいろいろと揃っている。


なんといっても値段が安い。


この太さの違う2本を組み合わせれば、簡益フォーカスシステムが出来そうだ。


この間を埋めるには、適当なウレタン系のクッション素材が使えるだろうと見込んだ。


という事でこれらの素材を準備した。




今回使用した材料

上から7.5cm塩ビ管、5cm塩ビ管、車の各部隙間埋め、防振用に購入したウレタン素材、ヨガマットの切れ端、ニコンボディキャップ、クローズアップレンズ、割れたフィルターの58mmフィルター枠、パーマセルテープ




簡益カメラマウントは、ボディキャップに穴を空ける事にした。



塩ビ管は購入時大体のサイズに切ってもらったので、まず端を揃えた。




端を揃えた塩ビ管



メインの筒は、レンズの焦点距離が500mmという事で、まずは480mmに切った。


これでは無限にフォーカスが来ない事が分かったので、徐々に詰めていった。




簡益カメラマウント


メーカー不明のボディキャップが一つあったので、それを犠牲にする事にした。


半田ごてを使ってジュワジュワッと穴を空けた。






接岸部、マウントはパーマセルテープで固定。


ヨガマットはちょっとルーズだったので、なにか挟み込んで調整する必要がありそうだ。



レンズ先端部


黒いウレタンはぴったり、結構きつくレンズフィルター枠は固定された。


クローズアップレンズはねじ込み式で付けはずし可能。


鏡筒は太いので、77mm径フィルターまで対応出来る。


光軸は、指で押したり引いたりして調節。



とりあえず仮組み完成 500mm f8.6 望遠レンズ



うす雲がかかっていたが、雲が若干途切れた瞬間に月に向け、シャッターを切ってみた。


クローズアップレンズ、ファーストライト!


適当な大きさにクロップ





D850にてピクセル等倍



うす雲がかかっていたが、思いのほか良く写ってくれた。


内面反射の処理はまだ全く行っていなくても、月はこれぐらいに写る事が分かった。


f8.6だと、アクロマートでも結構行ける!


日中撮るとこの通り。



朝方窓の外にレンズを向けて撮ってみた



さすがに鏡筒内の反射処理を全く行わず、フードも無い状態。


コントラストは非常に低い。


これから、内面反射の処理、フードの取り付け、三脚座の取り付けをしようと思っている。


さて、どれだけ画質が良くなるか。



次回に続く

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