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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

都会に住む猛禽、「オオタカ、1」

1 Aug 2017

今回カイツブリはお休みして、東京都の都市部の緑地に生息するオオタカを紹介します。

 

 

 

 

東京都には井の頭公園の他にも、人々の憩いの場として緑地公園がいくつも存在する。

 

コンクリートばかりの都会の中、水辺のある緑地は人々の憩いの場であるのはもちろん、多くの生き物たちのオアシスでもある。

 

そこでは常に多種多様な生き物たちのドラマが繰り広げられている。

 

 

生態系の頂点に立つ猛禽類にとってこのような緑地は決して欠かせない命の泉でもある。

 

 

 

 

 まだ幼いながら顔つきは精悍な成鳥そのもの、オオタカの幼鳥

 

 

 

 

一時は数を激減し希少野生動植物に指定されたオオタカ。

 

人々の手厚い保護によって都内で数を増やしつつある。

 

 

公園内、 オオタカの繁殖のために作られたバリケード

 

 

 

 

写真のオオタカは生まれて2ヶ月ほどの幼鳥、まだうまく狩りが出来ない。

 

 

時に親鳥は何日も雛に餌を与えない事もある。

 

そんな時、おなかをすかせた幼鳥はなんとか自分で狩りに挑む。

 

 

幼鳥は小鳥など狩りに挑むものの、捕らえた獲物はセミばかり。

 

 

親鳥はあえて子供を空腹にさせ、自発的に狩りに挑むよう仕向けているのかもしれない。

 

 

セミ狩り?するオオタカの幼鳥

 

 

 

 

さすがにセミばかりではおなかはいっぱいにならず、食べても食べても腹ペコだ。

 

小さなセミでもちょっと怖いのか、おっかなびっくり腰が引けている。

 

 

雛は色々な経験を積み重ね、少しずつ狩りの腕を上げていくのだろう。

 

 

 

 

 3日ぶりのご馳走、小さな骨のかけらまで夢中に平らげた

 

 

 

 

現場で観察されている人々の話によると、親鳥は3日ぶりに餌を運んできてくれたそうだ。

 

しばらくぶりのご馳走は、外来種のインコだった。

 

親鳥は捕らえた獲物を自ら半分食べ、残りの半分を雛のために運んできてくれたようだ。

 

 

 

 

子に餌を渡し、すぐに飛び去っていく親鳥

 

 

 

雛に餌を与えると、親鳥はすぐに飛び去っていった。

 

子の親離れを促しているのだろう。

 

親子の絆、強かさを感じる一場面だった。

 

 

 

 日に日にたくましくなっていく幼鳥

 

 

幼鳥の行動範囲は日々広くなっていく。

 

狩れるのはまだセミばかりだけれど、繰り返しているうちに狩りもだんだんとうまくなっている。

 

ネズミなども自ら捕まえたとも聞いた。

 

 

このまま無事に成長し、再びどこかの公園で繁殖し命をつなげていってほしいものだ。

 

 

 

 

 

 

東京の都会にも以前は希少だった猛禽類が生息出来るようになり、なおかつ数が増えて安定してきているとは、なかなかうれしいニュースである。

 

一時は多くの人たちに見向きもされず、知らぬ間に気づかず迫害されてきた生き物たち。

 

そんな生き物たちに多くの人々の関心が向き、本来あるべく自然を復元させようとする気風、非常にいい事だと思う。

 

賛否や色々な問題はあるだろうが、良くなる事を願いつつ今後の動向を見守って行きたいと思う。

 


 

 

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

読者の方も是非、普段行き慣れた公園でも、そこに生きる生き物たちをちょっと観察してみはいかがでしょう。

 

そこには愛らしくもたくましい、生き物たちのドラマがきっと見られるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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