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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

今年初めての産卵、 「続、カイツブリ観察日記、1」

去年、管理人の観察していた卵から孵った雛は全滅してしまいました。

今年こそ卵から雛が立派に成長するまでの一部始終の観察が出来ればと、井の頭公園のカイツブリを観察する事にしました。

そのカイツブリの子育て奮闘の様子はこの「続、カイツブリ観察日記」に記していこうと思います。

たまにでも覗いて頂ければ幸いです。

更新は、勝手気ままという事で、不定期ですので悪しからず。

去年6月何気なく訪れた井の頭公園、時既に6月の終わり。

その時、池で雛の子育てをするカイツブリを見つけた。

時期的には遅かったけれど、二番いのカイツブリがその頃から営巣を始めた。

その様子はブログに取り上げた。(「カイツブリ観察日記」参照)

全部で七個の卵が無事に孵ったのだけど、日の経過と共に1羽、また1羽と数を減らし、最終的に生き残った雛も独り立ちする前に夏も終わり、親鳥は雛にもほとんど餌を運ばなくなってしまった。

しばらく弱弱しくも水面を漂う昆虫などを食べながら生きる雛の姿が見られたが、いつの間にやら池から姿を消した。

カイツブリの観察を通して、野生で生きる厳しさをちょっぴり感じる事も出来た。

アフリカのセレンゲッティなどとなんら変わることが無い。

生き延びていける者だけが生きていく野生の世界。

命、生と死、常に磨きつづけられ、輝きを失わない野性の世界。

飼育下の生き物と野生で生活する生き物、表情、毛並み、羽の輝き、目の輝きなど、まるっきり違う理由はそこにある。

今回、4月26日から観察を始めた。

観察を始めた当初、ひょうたん池近くのカイツブリは去年営巣に使った場所が気になっているようだったが、ちょっと離れた別の場所が第一候補のようだ。

巣材もけっこう運ばれている。

ここは去年カイツブリの営巣に使われた場所、良さげな場所なのでまだ気になっている模様

その時の様子は次回取り上げるとして、とりあえずは産卵のニュースから。

産卵を控え巣の上でうずくまるメスと、それを見守るオス

井の頭公園では今年初のカイツブリの産卵、5月4日

4月26日、井の頭公園の池を一回りしてみる。

年初め、かいぼりで池の水が抜かれたので、水鳥が戻っているかちょっと心配していたのだが何の事は無い、池には既に何羽ものカイツブリが強かに縄張りを持ち繁殖の準備を始めていた。

池全部で4つがい、もしくは5つがいのカイツブリがいるかと思われる。

3番いいるのは確実。

どの固体もきれいな成鳥だ。

去年井の頭にいた個体も混ざっているのだろうか?

5月4日午後3時過ぎ、ひょうたん池近くのカイツブリが産卵した。

井の頭公園では今年初めての産卵。

うれしい事に管理人が観察している目の前で卵を産んでくれた。

上の写真は産卵早々立ち上がったカイツブリの母親、

カイツブリは雌雄同体なのでオスメスの区別が付くのは交尾の時と、産卵の時だけ。

何とか違いが見つかればいいのだが。

しばらく羽を膨らませてうずくまっていたカイツブリはしばらくすると、ゆっくり羽をばたつかせながら立ち上がった。

4分前立ち上がった時にはまだ卵が無かったので、その後うずくまっている間に卵を生んだ事になる。

巣はまだまだ脆弱、卵もほとんどむき出しだ、メスはしばらく水に浮いて休んだ後早速巣の補修に取り掛かった。

巣はまだまだ未完成、メスはしばらく休んだ後巣の補強に取り組んだ。

いち早く卵が外敵に見つからないように巣材を卵の周りに敷き詰めていく。

この後オスも巣の補強に参戦。

ひょうたん池カップルから遅れること2日、水生物園裏でも産卵

そして遅れる事2日、水生物園の裏の番も一つ目の卵を産んだ。

こちらの巣は去年の弁天池の番いのように心もとない。

ひっきりなしに巣材を運んで来ては巣を補修しているのだが、どれも水草の切れ端のようなもの。

巣材を乗せても乗せても沈んでいく巣。

巣の土台もごらんの通りしっかりしていない。

産みつけられた卵はまだ水に触れている。

冷えてしまいそうだが大丈夫だろうか?

また、こんな場所で水位の変動に対応できるのだろうか。

このままでは上手く行きそうには思えない。

何とかするのだろうか?

去年の弁天池の二の舞にならなければいいが。

今後を見守っていきたい。

つづく

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