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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

魚眼のすすめ、「魚の目、鳥の目」


巨大魚の泳ぐ水族館

ここは東京都葛西臨海水族園、マグロの回遊の様子が見られるところ。

薄暗い館内を囲む360度のパノラマ水槽には数多くの巨大マグロが泳ぎ回る。

空調の効いた館内には幻想的なBGMが流れ、心地よく、あたかも自らマグロになった気分が味わえる。

それにしても、写真左下の人のサイズと比べるとでかいマグロだ!

写真から想像すると5メートルぐらいありそうだが、当然そんなにでかくはない。

理由は、魚眼レンズで遠近感が誇張されているため。

遠くの物がより小さく、近くのものがより大きく再現されている。

魚眼レンズと聞くとちょっと特殊なレンズと思ってはいないだろうか?

実際そうでもなく、僕らの目の視界に近いのだ。

人の目は、両目でほぼ左右180度の範囲が見えている。

証拠に両手を左右にまっすぐのばすと、両手が視野の周囲にうっすらちゃんと見える。

違和感を感じないのは、目で見ているものの距離、大きさなど経験値に基づいて補正されるから。

周辺の湾曲もちゃんと補正されている。

その証拠に、ゆっくりと上の写真に近づいて見てみてほしい、近づくにつれて違和感がだんだん無くなっていく事に気づくはず。

違和感を感じるのは、肉眼で視野いっぱいに見えているものが、小さな平面に写し出されているから。

実際の魚が世界をどう見ているのだろう?

おそらく自らの体が邪魔する後ろ以外、全周ほとんど見えているのだろう。

流行の360度カメラの写し出す範囲に近い。

という事は、360度カメラの画角の事を魚眼と言うべきか。

実際、魚や鳥、ほかの動物が目で物事をどのように認識しているのだろうか?

実際知るすべは無いが、

人ではR(赤)G(緑)B(青)の3光受容体があって色を認識しているのだが、鳥にはさらに一色加わり4色の受容体があって人には見えない紫外線も認識出来るそうな。

人が見ているのとは全く違った世界を見ているのは確かだろう。

もしかしたら、僕らが自然に同化して見つけにくい迷彩色が、鳥にとってはよく見える警戒色だったりして。

紫外線が見れるという事は、よく洗剤で洗った服もよく光って見えるのだろう。?

全ては想像するしかない世界。

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