© 2014 TAKASHI IWAMOTO VIDEO/PHOTOGRAPHY
 

    岩本貴志の勝手気まま、ブログ

    巣の素材、「続、カイツブリ観察日記、10」

    2 Jun 2018

    あっという間に5月が過ぎ去り、太陽が最も北にやってくる6月に入りました。

    繁殖に大忙しの鳥たちも同様、日の経過の事を感じているかと思います。

    彼らにとって、この時間は非常に貴重なもの。

    夏はそんなに長くないのです。

     

    6月は梅雨にも入る時期で、じめじめしていて嫌われる時期でもありますが、僕らや生き物たちが生きていけるのも雨のおかげ。

    日本の自然が豊かなのも雨のおかげです。

     

    雨の恵み、ありがたさをこの梅雨の時期、感じてみてはいかがでしょうか。

     

    雨の天気を、天気が悪いと言っていてはばちが当たるかもしれません。

    俗に言ういい天気が毎日、1年間続いたらどうなってしまう事やら、

    考えただけでもぞっとしてしまいます。

     

    弁天橋のカイツブリの巣、一度流されてしまい作り直したのですが、その巣がどうにも心もとない状態です。

    今回はその事について取り上げます。

     

     

     巣が沈みそうなので、一生懸命補修するが、6月1日

     

     

     

     

    前回、巣の素材が枯れ葉から水草に移り変わった事を紹介した。

     

    その水草は巣の素材に向いていないのだ。

     

    カイツブリは巣の素材を葉をちぎって使う事もあるが、多くは池の底に沈んだものを利用する。

    という事は水に沈む素材、ほうっておいたら沈んでしまう。

     

    水面に伸びる木の枝先などに、水底から拾ってきたいろんな素材を絡みつけ引っ掛け巣を作る。

     

    木の枝に上手く引っかかった素材は、乾き、浮力も発生。

    自ら巣が浮くようになればしめたもの、その上にどんどん巣材を乗せ、巣が形作られていく事になる。

     

    そこに再び湿った水草を置くとどうなるか、

    乾いていた枯葉などが再び水を吸い込み重くなってしまう。

    そして再び沈んでいく。

    水草はなかなか乾かないどころか、生きているので水面から水を吸い上げますます重くなってしまう。

     

    巣が沈んでいけば、働き者のカイツブリは、補修に取り掛かる。

    そうすると、さらに巣の上に水草が載せられる事になる。

    沈みそうになればなるほど一生懸命に、水草の巣材を運んでくる。

    ますます巣が沈んでしまう。

     

    こういった悪循環が繰り返されてしまう事になる。

     

     

    素材の事に 早く気づいてくれないかな? 再び水草を運んでいくカイツブリ君。

     

     

    最初の巣は、まだほとんど水草の生えてない時期、枯れ葉や枯れ枝メイン。

    上手く木の枝に絡んでいなかったのか、外敵に襲われてしまったのか、巣は流されてしまった。

    それでもその巣は、今のものよりずっとしっかり水面に浮いていた。

     

    ブログにも乗せたのだが、去年、弁天池で6羽の雛が孵ったのだが全滅してしまった。

    その主な原因は巣材が水草だったため半水没。

    雛の体温が奪われてしまったのが原因と見ている。

     

     

     

     今晩は雛が孵る夢でも見るのかな? ぜひ現実になってほしいものだ。

     

     

     

    カイツブリ君、がんばって巣の補修。

    でも、水草ばかりで巣は補修されるどころか沈んでいく。

     

    これから梅雨に入るので、雨が心配だ。

     

     

    果たして上手くやっていけるだろうか?

     

     

     

    つづく

     

     

     

     

     

     

     

    Please reload

    Featured Posts

    フィルターを使って星空を撮り比べてみた。

    2017/03/27

    1/1
    Please reload

    Recent Posts
    Please reload