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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

食事の内容、「続、カイツブリ観察日記、13」

11 Jun 2018

 

このブログ、「続、カイツブリ観察日記」では東京都、井の井の頭恩賜公園に生息、繁殖するカイツブリの生態を、管理人自ら観察し独自の視点で綴ったものです。

 

今回は雛たちがどんなものを食べているのか紹介します。

 

 

 与えられた餌、今回はオタマジャクシ、水生物園ファミリー 6月8日

 

 

 

6月8日現在、水生物園の雛たちは全て5羽元気に育っている。

親鳥に守られ、餌も十分に与えられているようだ。

 

今でも巣の上で餌を与えたりしているけれど、雛たちが泳げるようになった今、親たちは雛を連れて外出。

 

雛たちは思いっきり泳げて、いろんなものが食べられるのでとても楽しそうだ。

遠足にでも行く気分なのだろう。

 

親鳥としても餌も捕まえてはすぐ与えられるので、効率もずっといい。

 

 

池に魚影が見えないと心配していた餌事情、

池の中では小動物が大量に育っているようで、今のところ問題なさそうだ。

 

 

けっこう簡単にしとめていた魚のようなもの、「なんだろう?」とよく見てみるとオタマジャクシ。

柔らかく栄養満点、雛はぺろりと飲み込んだ。

 

 

雛が孵る前も親鳥たちはよくこの場所に餌を捕るため、まっすぐに出かけていた。

理由はきっと、カエルがこの近辺で産卵し、オタマジャクシが大量に発生しているからなのだろう。

喧嘩の絶えないお隣さんも、ここのオタマジャクシを狙ってやってきていたのかもしれない。

 

 

 トンボも大好物だけれど、飲み込むのは一苦労

 

 

 

お父さんカイツブリに見守られトンボを飲み込もうとする雛。

 

兄弟みんな、順番に餌がもらえる事を心得ていて、争う事無く自分の順番をじっと待つ。

みんなけっこう行儀がいい。

 

それでも兄弟が食べている時は、うらやましそうにじっと眺めている。

 

 

親鳥はトンボなどの硬くて大きな餌は、何度も水面にたたきつけたりかじったり、柔らかく雛たちの食べられるサイズになるまで調理する。

 

それでもトンボは頑丈で雛たちはなかなか飲み込めない。

親鳥は様子を見てその都度更に柔らかく、小さく、食べやすくなるよう、水にたたきつけ再調理。

 

親鳥は雛が餌を完全に飲み込むのを見届けるまで、じっと雛を観察。

こぼれた餌を拾ってくれたり、雛が餌を食べるのを手伝ってくれる。

 

子煩悩なカイツブリである。

 

 

 おなか空いているのはだあれ?

 

 

大きな餌を食べた後の雛の食欲は減衰。

 

親鳥が餌を捕まえると、おなかが空いている雛がこぞって餌をもらいにやって来る。

親鳥も、どの雛がどれくらいおなか空いているのか見極めているのだろう。

 

雛たちもおなかがいっぱいになると眠くなるのか動きが鈍くなる。

 

親鳥はそれをみてとると、少しずつ巣の方向へ移動。

 

そろそろお昼寝タイムだ。

 

 ザリガニの尻尾の部分かな。

 

 

最後に捕まえたのはザニガニ。

 

すでに尻尾の部分だけだ。

 

頭は調理の途中親鳥が食べたのかな?

 

 

 

 

 

オタマジャクシもトンボも季節のもの。

時期が過ぎると捕れなくなってしまう。

現状、エビのしめる割合も少ないようだ。

魚はいるにはいるが非常に少ない。

 

カイツブリの雛の餌、現状豊富だが楽観できるものではなさそうだ。

 

 

今後、池がどのように生態を取り戻していくのか非常に興味深い。

カイツブリを通して見守っていきたい。

 

 

 

つづく

 

 

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