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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

旅立ち、「続、カイツブリ観察日記、31」

26 Sep 2018

このブログ、「続、カイツブリ観察日記」では東京都、井の井の頭恩賜公園に生息、繁殖するカイツブリの生態を、管理人自ら観察し、独自の視点で綴ったものです。

 

 

前回記事を更新したのは、8月16日。

既に一ヶ月以上経ってしまいました。

 

記事にはしていませんでしたが、管理人は井の頭公園に通っておりました。

 

さてさて、池のカイツブリ君たちはどうしていたでしょう?

 

8月後半になると各個体それぞれ悠々自適に単独行動、 御茶ノ水

 

 

 

*弁天、ひょうたん、七井と、井の頭公園の池の三箇所で、それぞれ子育てを終えたカイツブリファミリーたち。

今年は子育てに失敗した番いも二度目の子育てに挑戦する事なくどこかへ行ってしまった。

 

去年の暮れから今年の初めにかけて行われた井の頭公園池のかいぼり。

その直後である今年の池は、きっとカイツブリの子育てに好適じゃなかったと思われる。

うまくいくか心配していたカイツブリの子育ても、無事に3ファミリーで8羽の雛が育った。

 

8月中旬まで親鳥に甘えていた雛たちもきっと自立したのだろう。

8月も終わりになると、親鳥と共にいる雛の姿は見かけなくなった。

 

今は家族も離散し、それぞれの雛、そして親鳥たちも池の方々を思うがままに行動している。

 

8月の終わりから、池で見かけるカイツブリは、成長の2羽と幼鳥の2羽の合計4羽。

7月には6羽いた成長と8羽いた雛たち、いなくなったカイツブリ君たちはきっと、どこか遠くに飛んでいってしまったのだろう。

 

普段はなかなか飛ばないカイツブリ、

本当に飛べるのか疑問に思うこともあるが、立派な羽を持っているのだ。

普段飛ばないのは、旅立ちの時のために体力を温存している為かな?

 

今、池に残っているカイツブリたちはもう、誰が誰だかわからない。

いる場所もまちまちなので、見つからない事も多々ある。

 

管理人は、2羽の成長は七井橋ファミリーの番い、2羽の雛は弁天の兄弟だと思っている。

 

成長の2羽は9月の頭に水生物館前で交尾をするのを確認した。

 

 

力強く羽ばたくと立派な羽、飛翔能力はけっこう高そうだ

 

 

 

9月も終わりになって気温もぐっと下がってきた。

騒がしかったセミの声も消え、池の上を飛ぶトンボの姿も消えた。

カイツブリの数も少なくなって、寂しい限りだ。

蚊に刺されて、寂しさが多少は紛らわされる。

その蚊も、すぐにいなくなってしまうのだろう。

 

 

 

カイツブリ君たちは悠々自適に池のあちこち餌を求めて泳ぎ回っている。

池もそんなに大きくはないので、時々仲間同士出くわす。

 

お互い距離を置いているのだろうが、時々お互い近づいていくようだ。

 

「 もしかしたらお母さん?」「私の息子?」とか思ってるのかな? 

 

 

カイツブリが仲間のカイツブリを見つけると、お互いがゆっくりと近づいていく。

この時は幼鳥がより積極的に成長に近づいていった。

成長はじっと幼鳥の様子を伺っている。

 

幼鳥はもしかしたら餌をくれるとか思っているのかな。

 

無言の挨拶を交わす成長と幼鳥 ひょうたん9月23日

 

 

成長は、幼鳥の姿を暫く観察すると潜ってしまった。

 

幼鳥は成長が浮き上がって来るのをその場で待って、水面に現われると同時にゆっくりと近寄っていった。

もしかしたら、この子のお母さんなのかな。

 

成長は、自分の子供ではないと確認したのか、それとも「もう甘えるんじゃないよ!」とでも思っているのか、今度は潜って遠くへ去ってしまった。

幼鳥も成長が遠くへ行ってしまうと、成長とは反対方向に泳いでいった。

 

 

出会いは幼鳥同士でも。

 

一羽の幼鳥が弁天池を泳いでいると、もう一羽の幼鳥が接近してくるのを見つけた。

すると岸辺に隠れて相手の様子を観察。

 

しばらくして相手が兄弟だと確認したのか、隠れていた幼鳥が「ピリュリュリュリュリュ・・」と成長の番いが鳴き交わすよりもずっと短く鳴いた。

それを聞いたもう一羽はゆっくりとその鳴き声の元へ。

 

 「兄弟、元気してたか?」とか言っているのかな。 9月13日弁天

 

 

声を聞いた一羽は、声を出した幼鳥を見つけるとゆっくり接近し、観察。

お互い、兄弟だという事を確認したのだろうか?

その後、2羽寄り添ってゆっくりと泳いだ。

泳ぎを止めると、再び顔が触れ合うほどに近づけて、ぐるりと相手を観察。

観察を終え一羽が水中へ、するともう一羽も後に続いた。

水中でも二羽一緒に泳いでいるようで、二羽ほぼ同時に同じ場所に浮いてきた。

 

 

一羽が潜るともう一羽もすぐに後を追った。 

 

 

きっとあの仲の良かった兄弟の再会なのだろう。

お互いあの懐かしい日々を思い出していたのかもしれない。

 

 

最近は単独で行動している彼ら、時々寂しく感じるのかな?

そんな時、仲間を探しながら散策するのだろう。

 

 

 

 

*解説、

 

ひょうたん・・・

ひょうたん橋近くで繁殖したファミリー、3羽の雛を育て上げた。

今年初めて卵を産むが、雛が孵る直前に巣は崩壊、急遽新たに巣を作り直して無事に3羽の雛を育て上げた。

産んだのは4個の卵。でも最後に孵るはずの卵は、ヘビに食べられてしまったそうな。

雛のうち一羽は親鳥に執拗にいじめられていたが、無事に育ったようだ。

参照(続、カイツブリ観察日記、1、2,3,4,5,6,7・・・・)

 

弁天・・・

弁天池で繁殖、井の頭公園では今年3番目に繁殖を始めたファミリー。

5個の卵を産んだが、最初の卵は、巣が未熟で転がって池の底に沈んでしまったそうな。

4個の卵が無事に孵ったが、最後に孵った雛は翌日死んでしまった。

3羽の雛が無事に育った。2羽の兄弟は非常に仲が良く、よく一緒に行動していた。

今回取り上げた2羽も、その兄弟かと思われる。

参照、(続、カイツブリ観察日記、12、14,16,17,20・・・・)

 

七井・・・

七井橋を吉祥寺側に渡って左に50メートルほど行った葦の藪の中で繁殖したファミリー。

七井橋周辺で早い時期から巣作りを試みていただが、なかなか繁殖には至らず。

巣を作りはじめると、すぐ近くをアオダイショウが偵察。そんな事が何度もあって巣の場所がなかなか決まらなかった。

七井橋周辺の藪は、アオダイショウの住みか。

やっとの事、葦の生い茂る場所に巣を完成、繁殖に成功した。

4羽の雛が孵ったが最後まで生き残ったのは2羽。

参照、(続、カイツブリ観察日記、18、21、25、28,30、・・・)

 

水生物館・・・

今年最初に雛を孵したファミリー。

順調に5個の雛が孵ったが、一羽が子育てを放棄、残りの一羽もストレスからか雛の虐待、そして一家離散。

父親の浮気が原因かと思っているが、真相は謎。

参照、 (続、カイツブリ観察日記、8,11,13,15・・・)

 

 

 

 

 

 

 

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