BLOG

岩本貴志の勝手気まま、ブログ

親鳥と共に戻ってきた雛、「都会に進出した猛禽、オオタカ」2

2017年、近所の公園でオオタカが繁殖しました。都会に位置する小さな公園、こんな都会のど真ん中、管理人の家の近くでオオタカが繁殖するのは見た事がありません。一時は絶滅危惧種に指定されたオオタカの生態を身近に観察出来るとは願ったりかなったりと思い、彼らの生態のほんの少しでも見れればとオオタカの観察を始めました。このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、およそ1年間にわたって管理人自身が観察し撮影してきたオオタカの姿を何話で終わるか分かりませんが、ブログで取り上げていこうと思います。

前回に引き続き。

去年、オオタカが営巣をしている事を知ってから、たった1週間ばかり対面したオオタカの幼鳥。

その間ほぼ毎日、「今日はどんな行動が見られるだろうか?」と期待に胸を膨らませて公園に足を運んだ。

観察を開始してから数回、親鳥が雛に餌を運んできたのを見たのだが、それ以来親鳥はなかな餌を運んできてくれない。

待てど待てど帰ってこない親鳥、始めのうちはセミなどの昆虫を捕まえ腹ごしらえしていた幼鳥。

それだけではお腹が膨れるはずもなく、「ピーーぃょ・・ピーーょ!(おなか空いたよー!)」と、親鳥を呼ぶが、答えてくれる親鳥の姿はない。

そして、再びセミを捕まえる。

去年2017年8月、巣立ったばかりのオオタカの獲物はセミばかり。

昆虫ばかりではお腹は空いたまま、でも視線の先には「セミ」。早く大きな獲物を捕らえられるようにならなくては。

幼鳥は日に日に巣のあった公園を離れて遠出するようになった。

餌を求めてか、親を求めてか、それとも仲間を求めてか?

地上に張り付いて空に舞い上がる事のできない僕ら人間にとって、飛び立っていったオオタカがどこで何をしているか知るすべもない。

幼鳥の外出している時間は日が経つにつれ長くなり、ついには巣のあった公園にはほとんど戻らなくなってしまった。

親鳥が少しずつ餌を運んでくる頻度が下がっていったのは、きっと雛に自立を促すためだったのだろう。

そうでもしなければいつまで経っても甘えてばかり。

ニートになってしまう。

それにしても、どこに行ってしまったのだろう?

ひょっとしたら再び雛が帰ってくるんじゃないかと公園に通うが、結局見られずじまい。

公園からそう離れていない場所での目撃証言があるので遠くには行っていないようだ。

2ヶ月ぶりに見るオオタカ、きっと親子だろう。

それから2ヵ月後のある日、親鳥と雛が現われた。

きっとここで孵った雛とその親鳥なのだろう。

つづく

タグ:

Copyright © 2014 TAKASHI IWAMOTO VIDEO / PHOTOGRAPHY All Rights Reserved.