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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

メスによる巣の下見、「都会に進出した猛禽、オオタカ」4

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

幼鳥を追い出そうとしている親鳥(母親)は、公園の森の中のをあちこち徘徊。

どうやら巣の下見、どれももともとカラスが作って繁殖に使った巣。

以前はカラスの楽園だったこの場所。そこにオオタカが進出してきた。

カラスとオオタカは何度も格闘し、オオタカがこの場所の主になった。

追い出されたカラスにとってはたまったものではないだろう。

カラスも完全にこの場所をあきらめたわけではなく、時々オオタカに格闘を挑む。

時にはオオタカが劣勢になる事もあるが、オオタカのほうが飛行能力も高くいうえ、武器としての鋭い爪とくちばしをもっている。

カラスもやられるとただではすまない。

それを知ってかオオタカに追いかけられるとカラスの腰が引けてしまう。

オオタカがやってくるまでは好き放題にやっていたカラスも、肩身が狭くなってしまった。

いつもカラスにいじめられていた小鳥たち、「何だよ、カラスのやつもっと強いかと思ってたのに、大した事ないな。カラスがしっかりしないから、仲間がオオタカにやられるじゃないか!!もっとしっかりして、オオタカを追い出してくれよ。」と、陰口をたたいているだろう。

この巣がいちばんしっかりしているけど、この木の葉っぱ冬になったら落ちてまるみえじゃん。ダメだここは!

カラスの作った巣には素材としてハンガーが多く使われている。

どこか近所の洗濯物干し竿にかかっているハンガーを拝借してきたものだろう。

素材はプラスチック製の物はなく金属製ののものばかり。

細くしなやかで頑丈、木の枝などが上手く引っかかり、巣材にはもってこいなのだろう。

どっかのカラスが始めたのを、カラス仲間たちは真似するようになったのだろう。

カラス君は、もしかしたら青が好きなのかな?

青いハンガーが多いようにみえる。

「青い色は雛が落ち着いてよく成長する」などと、カラス同士井戸端会議で語られているのかも。

オオタカはカラスの巣に乗っかって、いろいろと確認しているようだ。

オオタカの頭の中では、将来自分の産むであろう卵、そして成長していく雛、旦那が持ってきてくれた餌の受け取り場、貯食場。

そして、カラスが攻撃を仕掛けてきたときの撃退方法など、繁殖のためのいろんな事をシュミレーションしているんだろう。

しばらく巣をまさぐってから、別の場所へ。

バランスが取れない!」ちょっと太り始めたオオタカには足場が小さすぎた。

ちょっと見失っているうちに、オオタカは折れた先の細い木の枝の先に止まった。

四方を見渡せそうだからここに来たのかな。

木の枝に乗っかったはいいが、先が細すぎる。

「バランスが~。」

羽をばたつかせながらバランスを取るためか、はたまた四方を見渡すためか360度一回り。

一瞬のうちにどこに巣があるか見渡したのかな?

どうにもバランスが悪いのですぐに飛び立った。

「この巣は、ちょっと低くて地面に近すぎるなー。」

飛び立った先にはカラスの巣。

一瞬のうちにちゃんと見渡していたのだろう。

この巣にまっすぐに飛んでいった。

何日もかけて、下見をした結果、巣はこの2箇所にはせず、別の場所を選んだ。

営巣場所を選ぶオオタカ、あたかも僕らが、キャンプ地でテントの設営場所を探しているようにも見える。

でもオオタカにとっては将来の命のかかわる大問題。何日もかけて納得のいく場所を見つける事になる。

つづく

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