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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

秋の子育て、「続、カイツブリ観察日記、32」

しばらく観察をおろそかにしていた井の頭公園。

管理人の知らぬ間に、2羽の雛が孵っていた。

4番いが子育てをしていた初夏と違い、今、井の頭公園で雛を育てているのはこの番いだけ。

大きな池を思う存分使い、ちょうど食べごろのに育った魚も捕り放題。

気温も下がり、水温も下がった今、冷血動物の魚の動きも鈍っている事だろう。

夏、一時濁った水の透明度も良くなった事だし、漁もしやすそうだ。

外敵の蛇やカメもこれぐらい気温が下がると、活発に動けないだろう。

雛が外敵に襲われる脅威も減り、餌も豊富となれば、初夏よりも条件はいい気もする。

でも、そういい事ばかりではなさそうだ。

初夏の長い日照時間と比べると、圧倒的に短い日中の明るい時間。

餌がとれる時間が減り、その分、取れる魚の量も減ってしまう。

雛を育てるには、その短い日照時間でも、十分補えるほどに餌が豊富である必要もある。

さらに、これからやって来る寒い冬、それは雛が独り立ちする頃と重なる。

はたして、この2羽の雛は寒い冬に独り立ちして生きていくことは出来るだろうか?

また、それまで生きていけるだろうか?

再び、井の頭公園に注目してみたくなった。

家族仲良く池の散歩。10月25日

今、雛の数は2羽。

産んだ卵も2個なのかな?

数が少ないのも、この時期なら2羽だったら育てられるよ、と体に刻まれている事かもしれない。

もしかしたら自分の意思で産む卵の数をコントロールできるのかな?

家族計画について話し合うカイツブリ。

カイツブリ、メス(ツブ子)、「今回、卵いくつ生もうか?」

カイツブリ、オス(カイ助)、「寒くなるし、日も短くなるから3羽育てるのは無理だな、今回産む卵は2個だけにしよう。」

カイツブリ、メス(ツブ子)、「1個にして、確実に育てるのもいいんじゃない?」

カイツブリ、オス(カイ助)、「病気にでもなったらどうするんだよ、兄弟助け合う事もできないぞ。」

カイツブリ、メス(ツブ子)、「そうね、やっぱり2個生む事にしましょう。」

とかカイツブリが思っているんじゃないかなとは、単なる管理人の妄想。

日を遡って9月5日、カイツブリが交尾しているのを見たのだが、既に冬に子育てする計画は進行中だったのだ。

水生物館裏で交尾、 9月5日

今回2羽の雛が卵から孵ったのは10月5日と6日と聞いた。

管理人が知ったのは10月23日、雛が孵って既に2週間以上経ってしまってから。

雛の元へ餌を急いで運ぶカイツブリ。 10月23日

餌の魚をくわえて、急いでどこかに向かうカイツブリを目撃。

餌を急いで運んでいった先には、2羽の雛とパートナー。

きっと餌を運んでいったのはお父さんだろう。

ちょっと外で長居をしすぎたかな?

魚を一杯食べて、早く大きくなるぞ!

雛たちは、食欲旺盛!

元気いっぱい育っていくだろう。

でも、この先何が起こるかわからない。

ひとつ大きな救いは、この冬かいぼりしない事かな。

また、このカイツブリを見守っていこうと思う。

つづく

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