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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

お腹一杯!「続、カイツブリ観察日記、33」

井の頭公園のカイツブリは順調に成長。

家族もみんな一緒だ。

池には他にもカイツブリはいるが、子育てをしているのはこの家族だけ。

七井橋から御茶ノ水にかけての広い範囲を縦横無尽に使い、家族での生活を楽しんでいる。

秋の気配も深まり、冬はすぐそこ。一家団欒の時を過ごすカイツブリファミリー

日照時間も短くなり、餌をとるのに費やせる時間は少なくなっているはず。

でも、池の魚は豊富で、十分な栄養を摂っているようだ。

「大きすぎて食べれないよ!」 11月15日

お父さんだかお母さんだか雛に与えた餌は、フナだろう、どう見ても雛の口には大きすぎる。

餌を与えられた雛はがんばって飲み込もうとするが、とてもとても飲み込めない。

雛は誤って魚を落としてしまい、獲物の魚は底へ沈んでいく。

雛は沈んでいく獲物を追いかけるが、あきらめて水面に浮いてきた。

逃した餌にもあまり未練は無さそうだ。

親鳥も、一部始終その様子を見ているが気にしない。

「また捕まえればいいや。」とでも思っているのかな?

「あの魚は私が食べるのにも大きすぎる。」とでも思っているのかな? だとしたら、そんなものを雛に与えたの?

もしかしたら弱らせた魚で漁の練習でもさせているのかもしれない。

みんな食事には、事足りているようだ。

親鳥が餌を捕まえる頻度も非常に高く、雛は餌の魚やエビを何度も何度も食べて、今さっき食べたばかりなのに、まだ食べるの?

と思うほど、餌に恵まれている。

だから、餌が沈んでいってもそのままにしているのだろう。

飽食の時を謳歌しているようだ。

鳥の雛の成長は驚くほど早い。

ほんの数週間まで小さな小さな雛が、あっという間に大きくなる。

1日や2日でもその大きさの変化がわかるほど。

きっと雛は、早く成長する体がむずむずしてしかたがないのだろう。

特に羽なんかがいちばんむずむずするんだろう。

僕ら人間も子供の頃の成長期、足など成長するに当たってむずむず、痛痒かった気がする。

でもむずむず度は、成長の早さからいったら人間の比じゃないだろう。

むずむずする羽を伸ばす弟(推定)、11月15日

お姉ちゃん(推定)も羽伸ばし、11月15日

十分に寒くなりヘビやカメなどの外敵がほとんど活動出来ない今。

餌にも恵まれ、家族みんな幸せそうだ。

親鳥は繰り返し繰り返し雛のために餌を捕まえてくる。 11月2日

雛はお腹がいっぱい、ちょっと苦しいかもしれない。

長い夜の間、ゆっくりと休んで十分に消化された餌は体の一部になり、強い体を作り上げるのだろう。

雛にとって十分食べる事が生きていくために最も重要な事。

めげずに食べて食べて食べまくるのが、雛の仕事。

この調子だと兄弟仲良く成鳥になるまで成長してくれそうだ。

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