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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

メスによる巣の下見のつづき、「都会に進出した猛禽、オオタカ」5

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

一年以上前の事、オオタカの繁殖の支度について、「都会に進出した猛禽、オオタカ」4という記事の続きを当時を思い出しながら書こうと思います。

それでは、

11月の末、公園に最初にメスが頻繁に現われるようになった。

メスは、しばらくの間、次回の繁殖のための巣の場所をを探していたようだ。

探す時間帯は早朝。

森の中にあるいくつかのカラスが昔使っていた巣、前回繁殖に使った巣との間をを行ったり来たり、「どの場所がいちばんいいかな?」おそらく別の公園等も偵察していた事だろう。

候補地は二つの場所に絞られたが、最終的には去年繁殖に使用したのと同じ場所にほぼ決めたようだ。

巣の場所の選定には一から何も無い場所に巣を作るのではなく、カラスなどが以前にこしらえ使っていた巣。

土台が出来ているので巣材や建設、リフォームの労力が圧倒的に少なくて済み、経済的である。

どこで寝ているかは分からないが早朝から見られる事から、この頃からこの公園をねぐらに使うようになったようだ。

と言う事は、この公園が繁殖第一候補地なのだろう。

メスが公園に現われるようになってから、しばらくオスの姿は見られなかったが、おそらくそう遠くないところでお互い認識しあっていたのであろう。メスはたまに木の上から遠くに向かって鳴いていたので、こちらから見れないところにいるオスとコミュニケーションをとっていたのだろう。

オス、メスお互い接近するようになってきた

この頃からオスも見られるようになり、オス、メスの鳴きかわしも近くで頻繁に行われるようになった。おそらくペアリングも確定なのだろう。このオオタカペア、公園の地理など既に知っていたり人慣れもしているようなのでおそらく、去年繁殖したのと同じ個体なのだろう。

空を飛びながらメスはやってきたオスに対して「巣は去年と同じのあの場所に決めようと思うけど、去年よりもいい巣お願いするわ!」とでも言っているようである。

時期は11月末、巣を作り始めるのにはちと早いが、早いうちに決められる事は決めておいたほうがお互い安心なのだろう。

この巣けっこうお気に入りなんだけれど

上の写真は、選ばれなかった巣であるがメスはけっこう気になっていたようである。

でも、「大きく育つ雛の事、それも2羽3羽、風雨を凌ぐ事、カラスからの撃退に備える事、貯食の場所等など考えるとちょっと無理だなー!」

でも気になっているようで、時々様子をうかがいに行くのであった。

「これは俺の巣だ!」とカラス

オオタカのいない隙にカラスも時々巣の様子を伺いにやってきた。過去を偲んでか、来年の巣場所の選定か?

「オオタカが近くにいては来年もここで繁殖するのは無理だなー」と思っているようである。

紅葉とオオタカ

日に日に、日の出ている時間が短くなり、寒さも増していくなか、メスは繁殖に備えて食に勤しみ日に日に体に脂肪を蓄えていくのであった。

この年は急激に冷え込むようになり、紅葉する前に落葉してしまう感じであった。

つづく

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