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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

繁殖前のひと時、松ぼっくり遊び、「都会に進出した猛禽、オオタカ」6

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

前回「都会に住む猛禽、オオタカ、5」の続きです。

松ぼっくりを放り投げて遊ぶメス

まだ11月、繁殖のため巣のリフォームを始めるのまだ早い。

繁殖期までしばらくの期間、オスメスおのおのに、公園の森で優雅な時間を過ごしていた。

カラスの嫌がらせはたまにあるものの以前ほどではない。

カラスも、メスよりも飛行能力の長けたオスのオオタカが一緒にいるので、ほとんど手出しをしなくなったのだろう。

オスは狩りに勤しみ、繁殖のため、メスが少しでも太って栄養を蓄えるよう捕まえた獲物を与えていたようである。

この大きな松ぼっくりなかなか取れないな

オスはメスには、繁殖のために、あまり労力を使わせないようにしているようだ。

しばらくの間、メスは時間をもてあましてか、公園に生えるヒマラヤスギの松ぼっくりで遊んだ。

少しでも大きな松ぼっくりが欲しいんだけれど、大きな松ぼっくりは、なかなか枝から取り外せない。

しばらくの間、この大きな松ぼっくりを枝からはずそうともがいたが、びくともしない。結局あきらめ小さな松ぼっくりへ。

簡単に取り外せるのは小さな松ぼっくりばかり、松ぼっくりにはもう飽きた!

松ぼっくりを手にとってしばらく、くちばし、足とでこね回すのだが、ただのヒマラヤスギの種子、動くこともないし、食べる事も出来ない。オオタカにとって面白いわけでもなくすぐに飽きてしまい、この遊びもそう長くは続かなかった。

狩りに勤しむオス、メスへのプレゼントだろうか?

オスの狩りの頻度が増えてきたようだ。

メスを繁殖のために太らすためだろう。

今回は公園の近くで仕留めたハト。メスと分け合っても食べがいのあるけっこうなご馳走だ。

ご馳走を仕留めたオスを見たメスは遠目にオスが獲物の羽をむしって料理するのを見守っていた。

食べやすいように羽をむしりとるオス

羽をむしり終わったオスは、森の高い見えないところにメスと共に消えた。

オスが下りてくると手元には狩った獲物の姿は無い。

オスは獲物を全てメスに譲ったようだ。

大きな獲物に関わらず、全く口をつけづにを全てメスに譲ったオス、ペアリングは完全に確定しているようだ。

繁殖が始まると、エサの事、雛を外敵から守る事等等、雛の巣立ちまで、オスメスお互い身を削りながら雛を育てる事になる。

大変な繁殖の時期が始まる前、オオタカ夫婦の優雅なひと時が公園に流れていた。

つづく

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