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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

メスによる巣の仕上げ作業、「都会に進出した猛禽、オオタカ」10

オオタカも他の猛禽類と同様にオスとメスの分業がしっかりと分かれています。ここまでオスによって巣の建設作業を進めていましたが、仕上げ作業はメスが行います。今回のブログではメスによる巣の建設始めの様子を紹介します。

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

オスによる巣の下地が仕上がった。

巣の仕上げ作業はメスが担当する。

オオタカ、オス、メスの分業はなかなかしっかりと分かれている。

巣材に適当な枝を捜すメス

オスはもっぱら葉のない枝の部分のみをもっぱら巣に運んだ。

もともとカラスが作った巣、カラスによって運び込まれた針金のハンガーは、オスの運んだ木の枝でほぼ隠れる状態となった。

メスは、オスとは違って杉の葉の部分を選んで、巣に運ぶ。

杉の葉の防虫作用を狙っての事なのだろう。座り心地もソフトで良さそうだ。

衛生状態、雛の健康状態をよりよく保つため、繁殖を成功させるため、長年にわたって編み出された知恵なのだろう。

枝を折ろうとするメス、ちょっと太すぎるな

しばらくぶりにする作業、オスも最初のうちはなかな程よい枝がなかなか見つけられなかった。メスも同様、前回の繁殖以来しばらくぶりにする作業。始めのうちは程よい枝を見つけるのにも手間取ってなかなか見つけられない。欲ばって大きな枝を折ろうとすると、当然ながら、なかなか折れない。慣れるのにちょっと時間がかかるようだ。何度か繰り返していくうちに勘を取り戻していくのだろう。

これまでオスの作業を見ていただけ、体はなまっているようだ

なかなか適当な枝を見つける事が出来ず、とりあえず巣に戻る事にしたメス。

繁殖のためとはいえ、なかなか栄養状態がいいようだ。

都会には餌付けされているハトや小鳥もたくさんいる。猛禽類に襲われるなんて事などは全く視野にない餌付けされているハト、オオタカにとって狩るのはたやすい事なのだろう。餌付けされているハトを食べて太っていくオオタカ、ある意味間接的に餌付けされているともいえなくもないな。

今は簡単に狩られているハト、すぐに野生の勘を取り戻していくのだろう。

オオタカに簡単に狩られる期間もそう長くは続かないだろう。

巣材を探しに巣から飛び立ったメス

オスの巣作り作業、メスによる監視や、急かしがあってか、

メスの視線にオスはプレッシャーを感じていたようで、一心不乱に何時間も作業を続ける事もあった。

メスはそういったプレッシャーはなく、自分のペースでゆっくりと作業を進める。

形は既に出来上がった巣。

残る作業は、杉の葉のカーペットを敷き、より座り心地を良くなるよう形を整える事なのだろう。

作業量はそんなに多くない。

この日、この後すぐに雪が降り始めた。

つづく

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