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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

小さな隣人ツミがやってきた、「都会に進出した猛禽、オオタカ」13

オオタカが繁殖に選んだ公園の森、その目と鼻の先、すぐ近くに思いがけない住人がやってきました。

今回はその時の様子について取り上げます。

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

巣の補修を続けるメス

巣の補修を続け巣がより居心地のいい場所になるようにと常に補修を続けるメス。巣に少しでも気に入らない箇所があったりすると常に形を整え、材料が足りないとみるとすぐに巣材を探しに出かける。繁殖を成功させるために、巣には特に気を使って完全を期そうとしているのだろう。ちょっとした事が後々命取りになる事を十分承知ている事から来る行動だろう。

オオタカの産卵の準備が整ったその頃、そのすぐ近くに猛禽の隣人がやってきた。こちらも繁殖の準備を始めたところ。

やってきた隣人は小型の猛禽類、ツミ。

しばらく前からオオタカの周辺を飛び回ったりしてオオタカの様子を観察していた。

繁殖場所を探してあちこち偵察していたのだろう。

もちろんツミはここにオオタカがいる事、繁殖を行っている事を百も承知でこの場所を選んだ事になる。

カラスはオオタカによって常に追い払われているので、この周辺にはあまりカラスがあまりたむろしない。

ツミはきっと他の場所にはカラスが多くて繁殖には不向きと判断してこの場所に流れ着いたのだろう。

さすがのオオタカも空中戦では敏捷なツミにはかなわない

オオタカもツミが繁殖を始めようとしている事に気づいていたようだ。

オオタカは様子をうかがいにツミが繁殖の準備を行おうとしている周辺を偵察にやってきた。

ツミはオオタカが近くにやってくると、黙っておらず、小さな体で大きなオオタカを追い払おうとする。

ツミは非常に小柄だが敏捷性で言うとオオタカの更に上をいく。空中戦を行えばツミが優勢になり、オオタカが逃げる形になる事が多い。

ツミは鋭い嘴と爪をもった猛禽類、一撃を食らったらオオタカもたまったものではない。横目で様子を見ながら逃げるオオタカ。

森の中にいるツミの近くをさっと飛び去って偵察するオオタカ

オオタカは近くて同じ猛禽類が繁殖を行おうとしている事が気になって仕方ないらしい。

とにかく自分たちの繁殖に危害を及ぼすやつか、そうでないかどうかを確認しようとしているようだ。

オオタカは隙を見てツミがとまっているすぐ近くを通過、オオタカは相手(ツミ)がどんなやつかしっかり観察しようとしている。もちろん偵察の役目はオスだ。

オオタカ、ツミ両猛禽とも肉食でどちらも鳥などを獲物にするのだが、サイズが一回り違うため、狙うエサのサイズも一回り違っている。ツミはスズメサイズ、オオタカはハトサイズ。狙う獲物が違えばお互いえさの事で干渉せず、仲良くとは行かずまでも、お互いテリトリーを重複させる事が出来る。

ツミはつがいでおりペアリングはほぼ決まっているようだが、たまに別のツミが2羽の近くにやって来ようとする。

すると、オスがそいつを追い払う。まだ、このメスに未練を持ったオスがいるようだ。

巣材を集めるツミ、やり方はオオタカと同じで、地面に落ちた枝は拾わない

ツミの場合、巣材を集めるのはメスの仕事なのかな?

もっぱら巣材を運んでいるのはメス。目が黄色いのがメス。

折った枝はすぐに建設中の巣へと運ぶ

体が小さいツミ、大きさはハトぐらいの日本で見られる最小の猛禽類だ。

体が小さいので巣も小さく済み、建設に要する時間も短く済むのだろう。

体が小さいというのも結構メリットがあるようだ。

つづく■

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