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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

オス、メス交代で守り暖める卵、「都会に進出した猛禽、オオタカ」15

順調に繁殖の準備を進めていたオオタカ、無事に卵を産んだようです。

今回は、その時の様子を紹介します。

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、管理人が都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

5月初旬、卵は直接見れないものの巣の中には必ずオスもしくはメスがいるようになった。

すでに卵を産み、抱卵を始めたようだ。

いくつ卵があるのかな?

抱卵中、交代に戻ってきたオスの顔をうれしそうに眺めるメス

基本的にメスが巣で抱卵している事が多いけれど、時々オスが卵の世話をしてくれる。

一瞬の間でも、無防備の卵を放置してしまっては、大事な卵をカラスに食べられてしまうかもしれない。

そうなってしまっては冬の間からの全ての準備は水の泡となってしまう。

その事を十分承知しているのか、メスは巣から一歩も出る事無く、卵を温めながらオスの帰りをじっと待ち続ける。

オスが来ると、外敵に隙を与えず、すぐに抱卵のバトンタッチ、メスはすぐに巣から飛び立ち近くの枝にとまった。

まずは羽を十分に伸ばし、体をほぐした。

抱卵をオスに交代していもらっている間、メスは体を伸ばし、羽の手入れをしたり、水を飲んだり、オスがエサを持ってきてくれた時は食事して、気分転換する。

気分転換といっても全ては体の健康のためにも重要な行動。

抱卵時のつかの間の休息、メス

抱卵で縮こまった体を伸ばし、気分転換するメス。

巣で長い間じっとしていて、みすぼらしい容姿となってしまった。お腹のちょうど卵に触れる部分には抱卵の痕がみられる。

卵を温めているのは間違いないようだ。

メスは素早く羽の手入れを行った。

都会の公園、場所柄いくら追い出したからといってカラスの襲撃が何時あるとも限らない。そんないざという時、卵や雛を守るために戦うため、常に素早く飛べるようにしておくためにも羽の手入れは欠かせない。、

羽の手入れを終えた後、メスお気に入りの水場へと向かった。

子供達のためにも、母親は健康に十分気をつけなければ。

お気に入りの水場で 水を飲んですぐに飛び立った

今回は水浴びせず、水を飲んだだけ。

その後、木の上のほうに向かった。

補修用の巣材を巣に持っていき、再びオスと交代

木の上に行ったのは、葉の付いた手頃な杉の枝を捜しにいくためだった。

巣の補修のため、出かけるたびに手頃な巣材を見つけては巣に運ぶメス。

巣の、杉の葉っぱに含まれる防虫成分の補給の意味もあるのかな?だとしたら補修というよりも防虫といったほうがいいかもしれない。

杉の葉には、防菌、防カビ、防ダニ、防虫等の殺菌作用が含まれている事が知られている。

オオタカもその事を承知しているようだけれど、この事もしかしたらメスだけが知っている秘密なのかもしれない。

葉っぱの付いた枝を運ぶのはこのオオタカ夫婦、メスだけの役割。もしかしたら本当にそうかもしれない。

卵は自ら温めていないと落ちつかないのか、オスに任せているのが心配なのか、あまりゆっくりせず、全ての事を素早く済ませ、杉の葉の付いた枝を持ってメスは巣に戻った。

つづく

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