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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

卵が孵った!?「都会に進出した猛禽、オオタカ」16

今まで巣の中でじっとほとんど動かなかった母親でしたが、少し様子が変わってきたようです。

今回はこの時の様子を紹介します。

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

巣の中でいつもじっと抱卵していた母親のオオタカ、このごろよく動き、巣から出ては再び巣に戻るような行動を何度も頻繁に繰り返すようになってきた。

巣のすぐ裏手の枝に行き、すぐに何かくわえて再び巣へと戻っていく。

何をくわえているのだろう?

巣に戻るメス、何か嘴にくわえている

上の写真を拡大したものを下に掲載した、ぶれていてわかりずらいけれど、何か肉片のようなものをくわえているのが分かる。

巣の周辺には、何箇所か過去に捕まえた獲物を隠し貯食している箇所がいくつかあるようだ。

孵った雛のため、旦那の狩りが上手くいかない時のため、母親は、旦那が狩って持ってきてくれた食事の一部を、コツコツ貯食していたのだろう。

おそらくこの巣を出たり入ったりする行動は、巣の裏手に隠してある食べ物を雛のため少しずつ、取りに行っているものと思われる。

肉片のようなものを銜えている

この親鳥の巣から出ては再び巣に戻るという行動はこの写真を撮った何日も前から見られていた。という事は、その頃から卵が孵っていっていたものと思われる。

そうすると卵が孵ってから既に、何日も経った事になるので、雛も多少大きくなり食欲も増している事だろう。

巣の中では、お腹をすかせた雛たちが、お母さんが食べ物を持ってきてくれるのを、今か今かと待っているのだろう。

更に前を遡ってみると、以前は巣の上ではじっとほとんど動かなかった親鳥が、むずむずと頻繁に動くようになってきていった。

もう一つの変化は、抱卵している親鳥の頭は巣材に隠れて抱卵中は顔の半分ぐらいしか隠れて見えていなかったのだが、それがが少しずつ見える範囲が大きくなってきていた。雛の成長に合わせて少しずつお腹の下の空間を作った結果、頭の位置が少しずつ高くなっていったのかもしれない。

くわえていたエサを雛に与えているようだ

巣に隠れて見えないが、親鳥のこれらの行動から雛が孵っているという事は間違い無さそうだ。

上の写真では、肉片のようなものを巣に持ち帰った母親が、エサを小さくちぎりながら雛に与えているようだ。

周りにカラスなどの外敵がいないかを十分確認し、再び貯食場所へ

雛にエサを与え、手元にエサが無くなった親鳥、周囲に外敵がいないかを十分確認してから、再び貯食場に向かった。

きっと雛の食欲が日に日に旺盛になって、母親の思っている以上に、たくさん食べるのだろう。

今から雛の姿が見られるのが楽しみだ。

つづく

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