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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

親鳥の水浴び、「都会に進出した猛禽、オオタカ」24

このブログ「都会に進出した猛禽、オオタカ」では、しばらく前の事₍2017-2018年)になりますが、都会の公園で出会ったオオタカについて記載しています。その野生の輝きに魅了され、およそ1年間にわたりオオタカを追いかけ続けました。その時の様子を妄想を込めてつづった観察日記になります。全ては都会の公園で繰り広げられた出来事です。

子供たちが巣から出て飛び回るようになると、父鳥、母鳥の行動パターンもがらりと変わった。

父鳥は、相変わらず繁殖前と変わらず体は引き締まり羽はつややかで、いつもどおり元気に狩りをしているが、お母さんオオタカは子育ての疲れなのか、かなりやつれてしまったようだ。

子供達がまだ巣にいた数日前まで、子供達にエサを与え続けた母鳥。

雛たちが大きくなり食欲も旺盛になってくると、自分自身はあまりエサを食べていなかったのかもしれない。

一見、ハンティングと比べると楽そうに思われる雛たちの世話、実際にはとても大変なようだ。

さらにはカラスなどの外敵への警戒に対しても身と心をすり減らせていたのかもしれない。

都会だから特別というわけでは無いが、肉食のオオタカが3羽の雛を無事に育て上げる事の大変さがうかがえる。

垢と疲れを洗い流すためか、頻繁に水浴びをした母鳥

疲れを癒やすためなのか、雛が飛び回るようになって、母鳥は頻繁に水浴びを行なうようになった。

体が濡れているからなのか、体から生気が抜けたようで、色もくすみ、とてもやつれて見える。

3羽の子供達が無事に巣立ったという事で、緊張感も抜け、疲れがどっと出てきたのだろう。

その表情からは「子供達を無事に育て上げ、やっとわたしの役目は終わったわ!」という満足感がにじみ出ているようだ。

その後、母鳥はどこかに出かけたっきり姿があまり見られなくなった。

きっと、体の疲れを癒やすための療養に出たのだろう。

雛たちは、まだまだ狩りは出来ないので、エサは全て親任せ。

そのエサを捕まえるのはお父さんオオタカの役目。

毎日狩りに明け暮れている父鳥も最近、巣の近くで水浴びをするようになった。

母鳥が近くにいないので、万が一のためにも、なるべく子供達の近くで活動するようになったのかもしれない。

おなかを空かせた子供達を食べさせてあげるため、父鳥は、毎日、何度も獲物を捕らえては雛たちの元に運んだ。

食欲旺盛な雛たちのために、狩りのペースを上げているはずだ。

狩りを繰り返し、狩りのセンスもより研ぎ澄まされている事だろう。

水浴する場所を探す、オス

夏の真っ盛り、毎日うだるような暑さが続く。

オオタカも、この暑さの中での水浴びは気持ちが良いようで父鳥も頻繁に水浴びを行なった。

上の写真は水浴び場所を探して、川の上を低く飛んでいるところ。

そんな瞬間でも、油断をしている獲物がいないか常に神経を尖らせている。

その鋭い目、どんな瞬間でもすぐに獲物を捕らえてやろうという気迫を感じる。

そんな気迫のこもった目でにらまれた小鳥たちは、ひるんで体も凍り付いてしまうのだろう。

猛禽たちの目が、鮮やかな原色をしている種が多いのは、きっとそういった理由もあるのだろう。

ひるんだ相手の、隙をついて狩りを成功させるのだ!

まだ狩りをしない子供達、まだ目は白っぽい。

水浴びにちょうどいい場所を見つけた父鳥

ちょうどいい場所を見つけたオオタカお父さん。

しばらくおなかを水に漬けて体を冷やしている、とても気持ち良さそうだ。

しばらくお腹を水に漬けてから、羽をバタバタと本格的に水浴びを始めた。

体はこの熱さで相当ほてっていたのだろう。

炎天下、全身水で体を清めた父鳥

水浴びを終え、木立の高台へ。

高台では羽を乾かしながらオオタカにとって、そして鳥にとって重要な羽の手入れを行なう。

嘴を使って、羽を一本一本丁寧に時間をかけて整えていった。

羽の手入れを終えた父鳥は、すぐに次の狩りへと出かけるのであった。

つづく

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