
岩本貴志
身を取り巻く見えない脅威、磁場、電場、高周波、霊場、トリフィールドメーターによる計測のススメ
更新日:2022年7月31日
今回は趣向を変えて、ナイロビでの生活について取り上げます。
筆者、このブログの管理人ははナイロビをベースに撮影活動を行なっているカメラマンです。今回は撮影とは関係ないネタです。
今回は、家の中に知らぬ間に忍び込み、体に悪影響を与えている磁場、電場、高周波などの、体への影響、対策方法など、体験をもとに話をすすめます。
眉唾的に、疑って読んでいただければと思います。
コンテンツ
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第6感を研ぎ澄ませよう
日本から出て生活するにあたって、よく感じるのは、第6感的な感覚を研ぎ澄ませ、そんな感覚を大事に従っていくこと。
俗に言う、虫の知らせというやつにあたるだろうか。
管理人も、ナイロビにいて、スリに財布や携帯を盗まれたりした事がある。
そんな悪い事があった前を振り返ると、必ずといっていいほどの予告、虫の知らせがある事に気が付いた。
「今日はあちらからバスに乗らないほうがいいぞ!」
「今日はルートを変えたほうがいいぞ!」
「今日は出歩かないほうがいいぞ!」
などなど。
以前は、気のせいだとそんな忠告は無視していたのだが、無視した結果、悪い目にあっていた。
そんな事が度重なって、自分自身の感じる第6感はまんざらでもない重要な感覚だと思うようになり、そんな忠告に耳を傾けるようになった。
人間には、何かしら自らの身を危険から守るための、まだ科学的には解明されていない、このような第6感的な力が備わっているようだ。
人間に限らず、この事は他の動物にも当てはまるのだろう。 案外普通にテレパシーでコミュニケーションしているかもしれない。
前置きとして、ちょっとずれてしまったが、今回は身の回りの見えない脅威について書く事にする。
見えない脅威、電場、電界、磁界、霊場、
かなり前の事になるが、家族の異変、体への不調から何かしらの脅威に気が付く事となった。
始めに起こった家族の体への不調は、頭痛とめまい。
頭痛で寝付けなかったり、朝起きて頭痛がしたりという症状が出た。
始めのうちは風邪かなんかだろうと、あまり気にもとめていなかったが、これが長引いて治る気配が無い。
原因が分からないので、霊的に敏感な妻の事、まずは霊的なものを疑って対策を行なった。
という事で、呪術や、何かしらの霊的なものが頭痛原因なのではないかと疑ったのだ。
対策法として、盛り塩や、焼き塩、鏡を布で覆ったりと、ネットで調べた事をいろいろと試してみた。
すると、多少の頭痛は治ったようだ。
ま、気分的なものだろうが、それでもいろいろと効果があったので紹介する。
面白かったのは、アパートに据付けの鏡を布で覆うと、ちかい親戚から「変な夢を何日も続けざまに見るようになった!」との話。
それだけでなく、住んでいるアパート関係の1人も、同じ事を言ってきた。
無意識的なものかもしれないが、それぞれ霊的に何かしら悪さをしていたのかもしれない。
こちらの呪術の世界、鏡を通して忍び込む技はよく使われるらしい???
そして、盛り塩、焼き塩をすると、霊感の殆ど無い管理人も、しばらくの間、何かしらぞわぞわする感じがしていた。
感じ的には、いままで心地よく過ごしていた幽霊が、塩によって居心地が悪くなり動き始めた感じ。
例えると、ホウ酸団子を置く事によって、ぞわぞわ湧いて出てくるゴキブリの感じだろうか。失礼!
特に水周り、トイレ、シャワー周辺が、近づくと、ものすごくあわ立つ感じとなった。
1週間も経つと、そんな感じは殆ど消えた。
悪いものが逃げて、居なくなった感じだろうか。
その後、薄気味悪かった場所は、すっきりと爽やかな空気に変貌した。
ただ、盛り塩が効くのも、霊的に弱いやつらだけのようで、その後の経験から、やりすぎも良くない感じを得た。
いろいろとすっきりした点はあったのだが、家族の頭痛は完全に治らなかった。
次に疑ったのは、部屋の中を行き来する電源ケーブル
こちらの国(ケニア)の電気は220~240ボルト50HZ。
電源ケーブルの周辺には電場が発生している。
この電場は、機器の電源がオフで電流が流れていなくても、ケーブルがコンセントにつながっていればケーブル周辺に発生している。
その事は、ネットで調べて初めて知ったのであった。
その事をつゆ知らず、以前は220ボルトの電源ケーブルが、寝床頭のすぐ近くを走っていた状態。寝ながらに、手元でライトの明るさがコントロール出来るようにしていた。
早速ケーブルを移動させると、すぐに頭痛は収まった。
ケーブル周囲に広がる電場が、寝ている間中、脳に影響を与えていたのが頭痛の原因だったようだ。
電源を切りさえすれば、体に悪影響を与えるような電磁波も発生しないと勝手に思い込んでおり、「ものを知らないというのは怖いなー!」と感じた。
50HZの低周波の電場、人類にとって今まで経験のない未知の周波数、体にはとても悪そうだ。
いくつも電磁波の影響について研究結果が報告されており、その全ての結果においで高い磁場の下で生活していると、優位に白血病、脳腫瘍の発生頻度が高くなっているという。
日本では、高圧線の下にも人が住むが、国によって居住が禁止されていたりする。
それは、長年の調査で易学的に優位に危険だというのが理由。
高圧線は数十万ボルト、という高い電圧と大電流が流れている。
高電圧がために、その距離が離れていてもその影響は大きい。
という事で電圧が低くても、その距離が近ければ高圧線の近くに住むのと、電磁場的には状況は一緒。
という事で、電源ケーブルの位置を、寝床の頭から、離す事によって頭痛の問題は完全に解決したのであった。
トリフィールドメーターを購入
そんな、こんなで日本に帰国した折、居住空間の安全度を計測するために電磁波測定器トリフィールドメーターを購入したのは今から4年前(2016年)の話。

購入したトリフィールドメーター
数値よりも、その変化が分かりやすい、アナログの針が振れるメーターを購入。
アナログのモデルは数値的にはあやふやでも、タイムラグ無しにその瞬間の電磁波の状態の変化を如実に表示してくれるメリットがある。
ストレス無しに危険度が計測出来るアナログ。
このトリフィールドメーター(3軸センサー)によって、部屋の安全箇所、危険箇所を調べた。
このトリフィールドメーター、ダイヤルを回す事によって調べられるのが、
低周波磁場:100mGレンジ、3mGレンジ、の2レンジ
低周波電場:1000V/mレンジ
高周波:0.01-1.0mW/cm2
トリフィールドメーターを使って分かった事
まずは、低周波電場が脅威なのは、ケーブルの周辺だけで、そんなに脅威ではない事が分かった。
低周波電場の大き目のテレビやステレオのスピーカーからは、1メートルも離れればほぼ消失してくれる。
一つ注意が必要なのは、電源がオフでも、電源ケーブルがつながっていれば、機種によるかと思うが、それなりの電場がテレビ周囲に発生している。
そして、アースを取るとこの電場は効率的に抑えられる事がわかった。
こちらで一般的な、3芯のケーブル、アースが取られているケーブルをつなげると、不思議な事に、この電場はほとんど発生しなくなる。
2芯ケーブルの日本だと、アースを取るのは難しそうだが、健康上アースを取ったほうが好ましいだろう。
距離が離れればすぐに計測できないほどに減衰してしまう。
ケーブルをちょっと遠ざける、もしくは自らちょっと移動するだけで簡単に防ぐ事が出来る。
そうそう、神経質になる事も無さそうだ。
気になるなら電源ケーブルを抜けば済む事。
外から進入してくる低周波電場もほとんど無い事が確認出来た。
ちなみにUSBケーブルも直近は電場が強い。
スマホの充電、寝る時とか、ケーブルと本体は体から離したほうがいいだろう。
距離をとれば急速に減衰するので、低周波電場から身を守るのは、それほど難しくない事が分かった。
最も大きな脅威
トリフィールドメーターを使って分かった、最も大きな脅威。
それは、外から居住空間に侵入してくる低周波磁場。
このメーターで初めて計測した時は、殆どの時間帯でゼロだった低周波磁場だったのだが、
最近急激に強力さを増している。
この急激な増加は、管理人含め家族全員が頭痛と倦怠感を感じるほどのものとなった。
最近再び始まった頭痛、
トリフィールドメーターで計測する事で、交流磁場の強さの変化と体調の変化に相関関係がある事が分かった。
低周波磁場が強くなると、頭痛と倦怠感が起こる
トリフィールドメーターで、磁場が高まる方へと辿っていくと、その発生源は簡単に突き止める事が出来た。
それは、まだ確認していないのであるがインターネットプロバイダーから各家庭に引かれているケーブル。
直下の階の隣人が、インターネットのプロバイダーと契約したのか、最近電信柱からケーブルが敷設された。
そ
のケーブルから、強力な低周波磁場が発生している。
ケーブルにメーターを近づけると、まだ2メートルほど離れているにもかかわらず、なんと100mG近くの値。
このケーブルが敷設される前からも、低周波磁場の強力な空間があった。
それは、ケーブルの集まる階段、一階踊り場。
集電盤近くは軽く100Mgを針が軽く振り切れる。
おそらく、インターネット関連のものだと思われる。
そして、計測して分かったのだが建物そのものを、低周波磁場空間にしてしまっている事。
部屋の中、その磁場は距離を置いても、壁の中の鉄筋を伝って入ってくるようで減衰は非常にゆっくりしたもの。
だから、家中大小はあるが、どこも結構高い値となっている。
低周波磁場は、とても防御するのが難しいという事が分かった。
ここで単位の説明
mG、磁場の単位で、ミリガウスと発音
T、 テスラという単位もよく使われる。
テスラはあまりにも強いので、nT ナノテスラという単位(ナノ=1/1,
000,000,000)が使われる。
ガウスとテスラの関係は
1mG = 100nTとなる。
使っているメーターの単位がmGなのでこのブログではmG(ミリガウス)の単位を使う事にする。
地球磁場は極で高く赤道近くで弱くなる。
その範囲は24000nT~66000nT(240mG~660mG)
あれ、「ずっと強いじゃん!」となるけれどこれは直流の磁場。
今回計測された体に悪影響を及ぼしているのは、低周波の交流磁場である。
電磁場の周波数が変わるとその影響も変化するので、どのぐらいの周波数なのかも興味がわく。 管理人の作業場の低周波磁場は、このケーブルが敷設されて以来、現在では5mGを下回る事がない。
今までの計測に基づく経験上、だいたい6mGまでなら、長時間いても体にはあまり不調はきたさない事が分かった。
それ以上、7mGを超えると、頭痛を感じはじめ、だんだんと気持ち悪くなってくる。 気分が悪く感じた時、磁場を測定すると大抵10mGを超えている。
いきなり気分が悪くなるのではなく、ジュワジュワと時間をかけて効いてくる。
最近は、ブログを書いたり、物撮りをする作業場の磁場がなんと時々ではあるが20mGを越えるようになって来た。
こうなると、続けての作業がしんどくなってくる。
という事で、今この記事は、磁場の若干弱いリビングで書いている。
リビングの磁場はそれでも5mGほど。
直下の階にケーブルが敷設され、部屋の低周波磁場が高くなったので、寝床を最も低い場所に移動した。
外から進入してくる低周波磁場、いやおう無く居住空間に、多少、力を弱めど常時押し寄せてくる。
幸い、今のところ子供部屋は最大4mGほどにおさえられている。
といっても、87年にアメリカでサビッツ博士が行った調査では、2mG(ミリガウス)以上の磁場で小児白血病が1.93倍、小児筋肉腫瘍3.26倍」という結果が出ているという。
他の調査では、もっと高い危険度が記されていたりする。
それらの結果と比べて、子供部屋の磁場の値は4mGは、決していい状況とはいえない。
以前、ケニア西部の地方に住んでいた頃、そのアパートでは、屋外から入ってくる低周波磁場はゼロだった。
インターネットのケーブルは敷設されていたのだが、プロバイダーは別会社で、使っているのは全て光ファイバーケーブル。
光ファイバーケーブルからは、磁場も、電場も、高周波も計測されなかった。
非常にクリーンな情報伝達方法といえそうだ。
このナイロビのアパートに多く入っているインターネットプロバイダー会社、ケーブルには銅線を使っているようだ。
このプロバイダー、最近値下げして、契約数を増やしている。
今では近所中、どこもかしくも、そのケーブルが電信柱伝いに敷設された。
頭上を走るケーブルの下、ケーブルからは4-5メートル離れているのにもかかわらず、50mGを超えるところも多く存在する。