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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「都会のオオタカ、観察の記録」16、卵が孵った!?

最終更新: 11月10日

「都会に進出した猛禽、オオタカの物語」


このブログでは、2017年7月から2018年12月までの間、都会の公園の中、管理人の目の前で繰り広げられた野生のドラマ、オオタカの生き様を紹介しています。


巣の中と外を行ったりきたりするメス、くちばしに何かくわえている



今まで巣の中でじっとしていて、ほとんど動かなかった母親でしたが、少し様子が変わってきたようです。


今回はこの時の様子を紹介します。



巣の中でいつもじっと抱卵していた母親のオオタカ、このごろよく動き、巣から出ては再び巣に戻るような行動を何度も頻繁に繰り返すようになってきた。

巣のすぐ裏手の枝に行き、すぐに何かくわえて再び巣へと戻っていく。

くちばしには何をくわえているのだろう?


上の写真を拡大したものを下に掲載した、ぶれていてわかりずらいけれど、何か肉片のようなものをくわえているのが分かる。

巣の周辺には、何箇所か過去に捕まえた獲物を隠し貯食している箇所がいくつかあるようにみえる。


孵った雛のため、旦那の狩りが上手くいかない時のため、母親は、旦那が狩って持ってきてくれた食事の一部を、コツコツ貯食していたのだろう。

おそらくこの巣を出たり入ったりする行動は、巣の裏手に隠してある食べ物を雛に与えるために、少しずつ取りに行っていたものと思われる。

肉片のようなものをくわえている

この親鳥の巣から出ては再び巣に戻るという行動はこの写真を撮った何日も前から見られていた。

という事を考えると、きっとその頃から卵が孵っていっていたのだろう。


そう考えると卵が孵ってから既に、何日も経った事になるので、雛も多少大きくなり食欲も増している事だろう。


巣の中では、お腹をすかせた雛たちが、お母さんが食べ物を持ってきてくれるのを、今か今かと待っているはずだ。

更に前をさかのぼってってみると、以前は巣の上ではじっとしていて、ほとんど動かなかった親鳥が、むずむずと頻繁に動くようになってきていった。


もう一つの変化は、抱卵している親鳥の頭は巣材に隠れて抱卵中は顔の半分ぐらいしか隠れて見えていなかったのだが、それがが少しずつ見える範囲が大きくなってきていた。


雛の成長に合わせて少しずつお腹の下の空間を作った結果、頭の位置が少しずつ高くなっていったのかもしれない。


くわえていたエサを雛に与えているようだ

巣に隠れて見えないが、親鳥のこれらの行動から雛が孵っているという事は間違い無さそうだ。


上の写真では、肉片のようなものを巣に持ち帰った母親が、エサを小さくちぎりながら雛に与えている様子だ。

周りにカラスなどの外敵がいないかを十分に確認し、再び貯食場所へ

雛にエサを与え、手元にエサが無くなった親鳥、周囲に外敵がいないかを十分確認してから、再び貯食場に向かった。


きっと雛の食欲が日に日に旺盛になって、母親の思っている以上に、たくさん食べるのだろう。

今から雛の姿が見られるのが楽しみだ。

つづく




雛の成長の様子はこちらの動画にまとめてあります。

ご興味のある方は是非クリックしてみてください。


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