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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「都会のオオタカ、観察の記録」2、親鳥と共に戻ってきた雛

最終更新: 11月10日

「都会に進出した猛禽、オオタカの物語」


このブログでは、2017年7月から2018年12月までの間、都会の公園の中、管理人の目の前で繰り広げられた野生のドラマ、オオタカの生き様を紹介しています。



去年、オオタカが営巣をしている事を知ってから、たった1週間ばかり対面したオオタカの幼鳥。


その間ほぼ毎日、「今日はどんな行動が見られるだろうか?」と期待に胸を膨らませて公園に足を運んだ。

観察を開始してから数回、親鳥が雛に餌を運んできたのを見たのだが、それ以来親鳥はなかな餌を運んできてくれない。

待てど待てど帰ってこない親鳥、始めのうちはセミなどの昆虫を捕まえ腹ごしらえしていた幼鳥。


それだけではお腹が膨れるはずもなく、「ピーーぃょ・・ピーーょ!(おなか空いたよー!)」と、親鳥を呼び続けるが、そこに答えてくれる親鳥の姿はない。


そして、再びセミを捕まえる。

去年2017年8月、巣立ったばかりのオオタカの獲物はセミばかり。

昆虫ばかりではお腹は空いたまま、でも視線の先には「セミ」。早く大きな獲物を捕らえられるようにならなくては。

幼鳥は、日に日に巣のあった公園を離れて遠出するようになっていった。

餌を求めてか、親を求めてか、それとも仲間を求めてだろうか?


最初のうちは日帰りで帰っていた幼鳥の外出は、日が経つにつれ長くなり、ついには巣のあった公園にはほとんど戻らなくなってしまった。

親鳥が少しずつ餌を運んでくる頻度が下がっていったのは、きっと雛に自立を促すためでもあったのだろう。


そうでもしなければいつまで経っても甘えてばかり。

独り立ちすることが出来なくなってしまう。

それにしても、親鳥を含め、幼鳥はどこに行ってしまったのだろう?

ひょっとしたら再び雛が帰ってくるんじゃないかと公園に通うが、結局見られずじまい。

公園からそう離れていない場所での目撃証言があるので、そうそう遠くには行っていないようだ。

2ヶ月ぶりに見るオオタカ、きっと親子だろう。

それから2ヵ月後のある日、あの森に、親鳥と幼鳥が一緒に現われた。


きっとここで孵った雛とその親鳥なのだろう。

つづく



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