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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「都会のオオタカ、観察の記録」7、オスによる繁殖場所の巣の下見

最終更新: 11月12日

「都会に進出した猛禽、オオタカの物語」


このブログでは、2017年7月から2018年12月までの間、都会の公園の中、管理人の目の前で繰り広げられた野生のドラマ、オオタカの生き様を紹介しています。


繁殖の準備のためか体にたっぷり脂肪を蓄えたメス、2017年12月


オオタカねたが続きますが、勢いでどんどん進められればと思っています。

前回「都会に進出した猛禽、オオタカ」6のブログの続きとなります。


繁殖時期はまだだいぶ先、12月のあいだは、公園を中心に周辺界隈オス、メスそれぞれ繁殖前の優雅な日々を送っていた。

時々、公園に戻って来ない日が続く事もあった。

オスに給餌してもらってるのか、メスは更に一層太ったようだ。

繁殖のために十分脂肪を蓄えているのだろう。

早朝繁殖場所の候補地のひとつ巣の上にオオタカの姿が、1月2日

年末の数日間、公園でオオタカが見られない日がつづいたので、どこか他に繁殖場所を見つけたのかな?と思ったりした。

年の明けたばかりの1月2日、日の出る前の暗い時間帯、最後まで候補地の一つだった巣の中にオスの姿があった。

巣の上からメスを捜しているようだ。

何度もメスを呼んでいるのだが返事が無い、どこに行ってしまったのだろう?

メスを呼び続けるオス、返事が無い

メスを呼ぶ事30分、日も登りあたりもすっかり明るくなった。

30分以上もここでメスの返事を待っていたが、結局メスの返事は無かった。

メスは遠くにいると思われるので、木の上、見晴らしのきく場所からもメスを探したが、メスは見当たらない。

メスを執拗に探すオス、何かメスとの重要な相談事がありそうだ。

きっと繁殖に使う巣の場所についての事だろう。

繁殖の事についてはメスがいなくては話にならない。

オスはとりあえず第一候補地の巣場所に行ってみた。

第一候補地の巣の場所

昨年繁殖に利用した巣、ここでいいはずなのだが。


やはり繁殖するにはここが良さそうだ!が・・・

この場所、大きな杉の木、枝も葉も生い茂り、高さもあるし、繁殖にはこちらのほうがずっと良さそうだ。数羽の雛が大きくなっても十分対応出来る。

しかしながらメスの確認を得ない事には巣作りも始められない。

「メスは何処へ行ってしまったのだろうか?」とオス

メスの同意を得ずに巣作りを始めたら怒られてしまう。

「とりあえず今日はあきらめよう。」

と、この日オスはどこかに行ってしまった。

2018年1月2日の記録です。

つづく ■



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