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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「カイツブリ観察日記」5、テリトリーをめぐっての争い

最終更新: 10月29日

このブログでは今、東京都、井の頭公園のカイツブリという鳥に焦点を当てて、そこで見られた出来事を写真とともに管理人独自の視点で紹介しています。

カイツブリは肉食の鳥で、小さな体の割りに大きな縄張りをもっている。

今、井の頭公園には6つがいがいるようだ。

獲物の魚やエビなどを獲るのに広い漁場が必要なのだろう。

また、体の大きな鵜なども近寄れないほどに気が強い。

特に、子育てや抱卵中のカイツブリは要注意。

子を守るため、体が大きな鵜に対しても悠々と立ち向かう。

鵜も子育て中のカイツブリの怖さを知っているようで、カイツブリがちょっと、にらみを利かすだけで速やかに逃げ去る。

水上でも、水面下でも瞬発力は圧倒的にカイツブリのほうが勝っているだろう。

鵜は大抵水中を逃げるのだが、水中を逃げていく鵜に対してもカイツブリは水中に頭を突っ込んで、鵜が逃げ去るのを確認する。

水中攻撃にも対応出来る体制をくずさない。

カイツブリの小さな雛は鵜の格好の餌になってしまうだろうから、カイツブリの親鳥も気が気でない。

抱卵中のカイツブリには近寄れず退散する鵜

ボート乗り場のすぐ近くで抱卵をするカイツブリ、そのすぐそばに鵜の休み場がある。

このカイツブリは喧嘩が弱いのか?、子育てするのに良い場所とは思えない。

鵜はチャンスがあれば巣に近づこうとする。

カルガモが巣に近づいた場合、カイツブリは水中から攻撃する。

意表を付かれ、水中から足などに攻撃を受けたカモは、相当びっくりするようで、

「ギュワーッ、ギュワーッ・・・」と大声を出して逃げていく。

カモにとっては、たまったものではない。

カモも、子育て中のカイツブリの近くを通る際、かなり緊張しているのが伺える。

カイツブリ同士でも、縄張りを廻って激しい戦いが繰り広げられる。

縄張りを廻っての戦い、逃げたら負け

2羽の雛をつれたカイツブリ(左)が、他人の縄張りに侵入、おたがい縄張りを主張してけんかが始まった。

もともとそこを縄張りにしていた方が負けてしまい、縄張りを譲り渡す事となった。

大抵はいがみ合うだけで相手の縄張りに入っても、主を見つけるとすぐに退散する。

この親鳥は、けんかに勝つ自信があったようだ。

負けたカイツブリも2羽の雛を育てていて、争いの後はこちらの岸側に退避。

その後、勝者のカイツブリの様子を監視しながら雛のために漁をつづけた。

つづく

次回は、すくすく育つ雛を取り上げます。

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