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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「続、カイツブリ観察日記」1、今年初めての産卵

最終更新: 11月13日

このブログでは、2018年に東京、井の頭公園で繁殖したカイツブリの子育ての様子を、写真と共に紹介しています。


去年、管理人の観察していた卵から孵った雛は全滅してしまいました。

今年こそ、卵からヒナが立派に成長するまでの一部始終の観察が出来ればと、井の頭公園のカイツブリを観察する事にしました。


そのカイツブリの子育て奮闘の様子はこの「続、カイツブリ観察日記」に記していこうと思います。


たまにでも覗いて頂ければ幸いです。

更新は、「勝手気まま」という事で、不定期ですので悪しからず。


去年6月何気なく訪れた井の頭公園、時既に6月の終わり。

その時、池でヒナの子育てをするカイツブリを見つけた。


時期的には遅かったけれど、2つがいのカイツブリがその頃から営巣を始めた。

その様子はブログに取り上げた。(「カイツブリ観察日記」全20話、参照)


当時(2017年6月から)井の頭公園では、合計で7個の卵が孵ったのだけど、日の経過と共に1羽、また1羽と数を減らし、最終的に生き残っていたヒナも独り立ちする前に夏が終わり、親鳥はヒナにもほとんど餌を運ばなくなってしまった。


しばらく弱弱しくも水面を漂う昆虫などを食べながら生きるヒナの姿が見られたが、いつの間にやら池から姿を消していた。

カイツブリの観察を通して、野生で生きる厳しさをちょっぴり感じる事も出来た。


今回は、2018年4月26日から観察を始めた。

観察を始めた当初、ひょうたん池近くのカイツブリは去年営巣に使った場所が気になっているようだったが、ちょっと離れた別の場所に既に巣の場所は決まっているようだ。


巣材も既にけっこう運ばれている。

ここは去年カイツブリの営巣に使われた場所、1羽はまだこちらがお気に入り


ひょうたん橋近くを縄張りとしているこのカイツブリ夫婦、1羽はまだもう一つの候補地に未練があるようだ。

でも、すでにもう一つの場所に決定したように見える。



その時の様子は次回取り上げるとして、とりあえずは産卵のニュースから。

産卵を控え巣の上でうずくまるメスと、それを見守るオス


巣の中でうずくまっているのは、メスのようだ。

どうやら、産卵が近そうだ。

4月26日、井の頭公園の池を一回りしてみる。


年初め、かいぼりで池の水が抜かれたので、水鳥が戻っているかちょっと心配していたのだが何の事は無い、池には既に何羽ものカイツブリが強かに縄張りを持ち繁殖の準備を始めていた。


池全部で4つがい、もしくは5つがいのカイツブリがいるかと思われる。

3番い、いるのは確実。

どの固体もきれいな成鳥だ。


去年井の頭にいた個体も混ざっているのだろうか?

一時はかいぼりで、追い出されたカイツブリ、きっと同じ個体がもとの場所に戻ってきたように感じる。



5月4日、ひょうたん


井の頭公園では今年初のカイツブリの産卵、5月4日



5月4日午後3時過ぎ、ひょうたん池近くのカイツブリが産卵した。


井の頭公園では今年初めての産卵。

うれしい事に管理人が観察している目の前で卵を産んでくれた。

上の写真は産卵早々立ち上がったカイツブリの母親、

カイツブリは雌雄同体なのでオスメスの区別が付くのは交尾の時と、産卵の時だけ。

何とか違いが見つかればいいのだが。

しばらく羽を膨らませてうずくまっていたカイツブリはしばらくすると、ゆっくり羽をばたつかせながら立ち上がった。


4分前立ち上がった時にはまだ卵が無かったので、その後うずくまっている間に卵を生んだ事になる。

巣はまだまだ脆弱、卵もほとんどむき出しだ、メスはしばらく水に浮いて休んだ後早速巣の補修に取り掛かった。

巣はまだまだ未完成、メスはしばらく休んだ後巣の補強に取り組んだ。


巣から出てまず行なう行動は、卵が外敵に見つからないように巣材を卵の周りに敷き詰めていく事。


この後、帰って来たオスも巣の補強に参戦した。


水生物園裏

ひょうたん池カップルから遅れること2日、水生物園裏でもカイツブリが産卵

そして遅れる事2日、水生物園の裏のつがいも一つ目の卵を産んだ。

こちらの巣は去年の弁天池のつがいのように心もとない。


ひっきりなしに巣材を運んで来ては巣を補修しているのだが、どれも水草の切れ端のようなもの。

巣材を乗せても乗せても沈んでいく。

巣の土台もごらんの通りしっかりしていない。

産みつけられた卵はまだ水に触れている。

冷えてしまいそうだが大丈夫だろうか?

また、こんな場所で水位の変動に対応できるのだろうか。

このままでは、あまり上手く行きそうには思えない。

何とかするのだろうか?


去年の弁天池の二の舞にならなければいいが。

今後を見守っていきたい。



つづく ■


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