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岩本貴志の勝手気まま、ブログ

  • 岩本貴志

「続、カイツブリ観察日記」23、流されてしまった巣

最終更新: 11月12日

このブログでは、2018年に東京、井の頭公園で繁殖したカイツブリの子育ての様子を、写真と共に紹介しています。

ひょうたん橋ファミリー何か落ち着かない。どうしたのだろう? 6月28日




6月28日、ひょうたん橋ファミリーの様子がおかしい。

何か落ち着かなそうだ。

親鳥はヒナを連れ出し、池の真ん中あたりを泳いでいる。

何か巣のほうを気にしているようだが。

ヘビでも出たのだろうか?

「あれ?巣が無いぞ!」、補修しようにも補修出来ない。6月28日

親鳥は巣の方向へ戻ってきた。

巣の補修しに来たのかな?


巣はこのあたりのはずだが。

あれれ?巣が無いぞ!

どうしたのだろう?

ここ数日風も強かったので、巣が流されてしまったのかな?

前回、孵る直前の卵と共に巣が流されてしまった経験を持つ親鳥。

それにしても巣運のないカイツブリだ。

親鳥は巣の補修に行くが、そこには巣が無い。

とりあえず、もと巣のあった場所に、そっと巣材の水草を置いた。

巣材は、むなしく沈んでいった。

それにしても、巣はどこだ?

あった!やっぱり流されていた。 6月28日

周りを見渡すと、すぐに巣は見つかった。

すぐ近くだ。

ちゃんと形も残っているし、まだ使えそうだ。


果たして、まだこの巣を使うのかな?



巣は左の木が水に触れているところから右へ流されていた。

数時間前まで、巣は元の場所にあったと聞く。


「巣流出事件」はここ数時間に起こったという事だ。

ヘビなどに襲われやすそうな場所だが、今晩はこの流された巣で眠るのかな?

それにしても、ヒナが泳げるまで成長していて良かった。

最初の巣の二の舞になってしまうところだ。


再び同じへまを犯してしまうとは、この親鳥、巣材の木の枝への固定結びがへたくそなのかな?

夕方、親鳥はヒナを連れて流された巣へとやってきた。

日も暮れるころ、親鳥はヒナたちと共に、流された巣へとやってきた。


「巣は頑丈で、大丈夫そうだ!」


水草で覆われているが、中には枯れ葉も多く使われている。

親鳥は、足場を確認してから雛たちを巣へと呼んだ。


ヒナたちを羽の中に入れていつでも逃げられる体勢で床に就く、

巣が流されてきた場所は、岸辺も近い。


ヘビなどの襲来があれば、逃げる余裕もあまり無い。

だから、そんな事があったら親鳥はヒナたちを連れて、すぐに逃ださなければならない。

親鳥はヒナたちを羽の中へ。

いつ襲われてもすぐに逃げられる体勢で床に就く。

親鳥にとって眠れない夜になりそうだ。目もパッチリ見開いている

だんだんと、あたりは薄暗くなってきた。

固定されていない巣の上で夜を明かさなければならない。

親鳥にとっては眠れない夜になりそうだ。

明日の朝、巣はどこを漂っている事だろう。

つづく ■


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