BLOG: Katte Kimama

  • 岩本貴志

「続、カイツブリの子育て」その7、再チャレンジ!

更新日:7月26日

このブログは2018年に井の頭公園で繁殖したカイツブリの繁殖、子育て奮闘の様子を紹介しています。

前年、観察を続けていたヒナたちは全滅。今年こそヒナが立派に成長するまでの一部始終が見てやろう!と、書き始めたのがこのブログです。


再び交尾を繰り返し、産卵の準備。5月25日


巣も、抱卵中の卵も台無しになってしまったカイツブリ君。

気を取り直し作った巣はほぼ完成。

さてさて今度こそ。


 

新たに巣を作ったのは、巣作り第二候補だった場所。

失敗した場所を選ぶ前、つがいの一羽、旦那はこの場所を望んでいた。


最初の巣で失敗した今、再びこちらに巣を作り直した。

去年、巣を作ったのと同じ場所。(おそらく別のつがい)

巣はまだ未完成、2羽乗ると水中に沈んでしまう。

巣が完成する頃を見計らって、その頃に卵が産めるよう交尾が繰り返される。


とても急いでいるようだ。

一つ目の巣、ヒナが変える直前に崩壊、卵も全滅。巣の作り直しからの一からのやり直し、既に1ヶ月以上遅れている。


急ぐ理由は、初夏から夏にかけて、えさも豊富、日も長いので漁に費やせる時間も長く、より多くのエサが捕まえられる。

早ければ早いほど、秋口までヒナがより大きく成長出来る。

急ぐ理由は、そこにあるのだろう。

ヒナが大きくなれば周りのカイツブリに対しても優位に立てる、早いに越したことは無さそうだ。

去年、追いかけていたカイツブリは繁殖の時期が遅かったがため、秋口まで十分成長出来ず、最後の一羽のヒナは、台風が通過すると共に見られなくなった。

秋口に良く来る台風なども、ヒナたちにとって大きな脅威だ。



さてさて、水生物園のつがいたちは?

卵は無事、巣も頑丈そうだ、そろそろ孵化するかな? 



こちらでは、卵5個生んだのは確認しているが、見えるのは4個だけ。

隠れて見えないだけかな?


親鳥は、卵の中から聞こえる音を聞いているのかもしれない。

くちばしで、卵をいじりながら中の様子を確認しているようだ。


巣はさらに補強され、沈んだり流されたりする心配は無さそうだ。

ひとつ危惧されるのは、すぐ近くにスッポンの甲羅干し場がある事。

スッポンは、ヒナの食べごろを、よだれをこらえて待ち狙っているのかもしれない。


カイツブリも危惧しているようで、スッポンが動くたびに警戒を強める。



スッポンの視線はカイツブリに向いている。

子育て、どこでもそうだが、油断は許されなさそうだ。


 


そして、弁天池のつがい。

弁天池のつがい、卵は4個、巣もだいぶしっかりしてきた。5月25日


弁天池のつがい、卵は前部で4個見える。

見ていないうちに、2個の卵が産み足されたようだ。


巣の補強は怠らず、巣もだいぶしっかりしてきた。

カイツブリの巣、巣材はほとんど水中から拾ってきたもの、比重は水よりも重いものが殆ど。

ほうっておくと沈んでいく、常に補強、補充が成功の鍵のようだ。

補充を繰り返すと、水上に乗っかっている部分が少しずつ乾いていくので、浮力も増して行く。


 

最後に七井橋、まだ巣の場所が決まらないつがいは?

巣が作れない理由はこいつかな? 泳ぎと藪に隠れるのが達者なアオダイショウ君



七井橋の番いは、何箇所も巣を作りかけたりしたが、全て放棄したのかほったらかし。

何か理由がありそうだ。

この場所は藪の近く、蛇がうじゃうじゃいるようだ。

達者な泳ぎで池の上を行ったり来たりするアオダイショウ君の姿。

毎度、行くたびに目撃するほどのヘビ密度。

藪に隠れているものを含めると、相当な数がいそうだ。

橋の近く、ちょうど巣を作りかけたばしょ、ヘビの泳ぎのコースのようだ。

こんな場所で繁殖ができるはずが無いのは、誰の眼にも明らかだ。


果たしてこの番い、うまく巣の場所を見つける事が出来るだろうか?




つづく


 

前の記事

次の記事

岩本貴志のホームページ、ブログにご訪問ありがとうございます。しばらくの間リンクが開けないというトラブルが発生していましたが、原因は多言語設定が起因していたようです。まー初歩的な問題でした。
大変ご不便をおかけいたしたが、引続き、岩本貴志のホームページ、ブログのほう、よろしくお願い致します。